そういえば、あの企画どうなった?
もうお忘れの方もいらっしゃるかと思いますが、昨年、一昨年あたりに公表されたデニス・テンくん関係の企画の数々。その後、どうなっているのでしょうか?
大きいところを挙げると、
①テンくんが脚本を書いた映画の公開
②デニス・テン メモリアルチャレンジ
③デニス・テン スケートアカデミーの創設
ほかにも、アルマトイで上映されたドキュメンタリーミニフィルムのその後の状況や、レコーディング済みというアルバムのことも気になります。
それ以外にも忘れているものがありそうです。
とりあえず、①~③について、自分の把握している現状は次の通りです。
①テンくんが脚本を書いた映画の公開
タイトルはBlind Loveでしたね。
2019年12月にKanaさん(2017年頃、テンくんの動画や写真を撮影されていた方)が予告編のような動画をインスタグラムにUPされていたのですが、それ以降の様子がさっぱりわかりません。
コロナ感染拡大の影響で中止か延期になったのでしょうか?
②デニス・テン メモリアルチャレンジ
2019年に初開催されたISU国際公認試合「デニス・テン メモリアルチャレンジ」は、2020年にはチャレンジャーシリーズに昇格するも、コロナ感染拡大の影響で中止。
2021年は10月28日~31日にアルマトイで開催予定です。
2019年の大会は、他の国際大会と時期が重なっていたこともあってエントリー人数少なめでしたが、アルマトイでお子さまにスケートを習わせている方(インスタグラムのフォロワーさん)によると、現地で観戦した地元の子どもたちにはとても良い刺激になったそうです。
③デニス・テンスケートアカデミーの創設
当初の情報では2020年12月に開校予定ということでしたが、今のところ開校されたという話は見かけません。
コロナの関係で延期になっているのかもしれません。
以前、先ほどのアルマトイのスケーターのお母さまが次のような投稿をしていました。
- カザフではフィギュアスケーターへの国からの金銭的援助がないためスケートを続けるのは難しい
- 本格的な訓練を受けるためには国外に行かなければいけないが金銭的に負担が大きい
- 国内で訓練の受けられるデニス・テン アカデミーができるのが待ち遠しい
自動翻訳で読んだのですが、大意はこんな感じかと。
テンくんが国からの援助を受けられるようになったのはジュニアグランプリで優勝してからで、それまでは全部自費だったとどこかで見た覚えがあります。
そのシーズンにはシニアの世界選手権で8位、以降ずっとシニアの第一線にいたからこそ国からの援助が継続的に得られていたのでしょう。
もしかすると、その国からの援助はテンくんだけでなく、他のスケーターにも及んでいたのかも、と先ほどのスケーターのお母さまの投稿を読んで思いました。
テンくんがジュニアとシニアの試合をかけもちで出たり試合に出ずっぱりだったのは後輩の枠の獲得のため、とよく言われていましたが、もしかするとフィギュアスケートへの予算獲得のためといった事情もあったのかも、と。
昨シーズンからトゥルシンバエワ選手が実質休養状態ですし、他にトップレベルのスケーターがいないこともあって、予算が大幅にカットされているのかも、と思ったりしています。あくまで個人的な推測です。
カザフで頑張っているスケーターのためにも、早くアカデミーができることを願います。