カザフスタンのバレエダンサー
デニス・テン応援ブログですが、今日はテンくんではなくカザフスタンのバレエダンサーをご紹介します。
彼の名前はBakhtiyar Adamzhan、アスタナ・オペラ所属。
http://astanaopera.kz/en/rukovodstvo-i-artisty/baletnaya-truppa/vedushhie-solisty/
調べた限り、日本のメディアで彼の名前が取り上げられたのは、日本人ダンサーが活躍した2017年モスクワ国際バレエコンクールのニュース記事のみ。記事によると、彼の名前は「バフヒヤル・アダムジャン」と読むそうです。そのコンクールでは金賞受賞。
https://mainichi.jp/articles/20170621/k00/00m/040/158000c
VK情報によるとアダムジャンさんは6月16日生まれ。上記コンクールの時点で24歳ということですが、コンクール期間が誕生日を挟む6月11~20日。「24歳」が最終審査の19日時点のものだとすると、テンくんと同い年ですね。
で、このアダムジャンさん、とりあえず凄いので動画をご覧ください。
【「ダイアナとアクティオン」より】
【「タリスマン」より】
跳躍力にいきなり目を奪われますが、ダイナミックなだけでなく丁寧で正確。ノーブルな雰囲気もあり、音の取り方もいいですね。
インスタグラムにも素敵な写真や動画が載せられています。
彼のインスタを探っていくと…
アダムジャンさんの隣にテンくん発見!!
ちなみに、昨年末テンくんがカザフスタンで受賞した「ダリン(Daryn)」という賞を、アダムジャンさんも受賞されていました。
最後に、アダムジャンさんが取り上げられたKazakh TVの「New generation」というドキュメンタリー番組の動画をご覧ください。
バレエ団員のリハーサルや子どもたちのレッスン風景など、カザフスタンのバレエ事情がわかる貴重な動画です。
この「New generation」シリーズは、各分野で活躍する若い人たちを紹介する番組のようですが、冒頭に流れるおそらく代表的なカザフスタンの「New generation 」たちの映像の中に、ユニバーシアードの時のテンくんの映像が使われています。
以上、テンくんと同世代の世界に誇るカザフスタンのバレエダンサーのご紹介でした。
世界の片隅でデニス・テンへの愛を叫ぶ
オリンピックの1週間後くらいから、SNS絶ちをしている様子のテンくん…。
テンくん自身からの投稿はなくても、他の方からのインスタ投稿でカザフスタンに滞在中らしきことは何となく把握していますが…。数日前は在学中の大学に行っていたようですし、スケートの練習以外にも色々忙しいのかもしれません。(大学で撮影された写真は削除されたのか、今は見えなくなってしまいました…。)
さて、今シーズン、現地観戦に3回足を運びました。が、3試合とも成績は振るわず。
スケートに興味のない方から「調子が悪いとわかっている選手より、勝てそうな選手を応援すればいいのにいいのに」なんてことを言われたこともありました。
なぜデニス・テンを応援しているのか?
答えはいたって簡単で、「デニス・テンが好き」という、ただそれだけです。
ってことで、久しぶりに「デニス・テン」色の強い、このプログラムを再掲します。
【2013年国別対抗戦 EX 「Singin' in the rain」】
こういう小粋で明るいプログラムもまた見てみたいです。
こんなところにデニス・テン!?
平昌オリンピック観戦の際、仁川空港への往復に利用したのは大韓航空でした。
機内でテレビでも見ようと思いチャンネル一覧を眺めていたら、平昌オリンピック特集「フィギュアスケート」という番組を発見。
内容は、競技のルールや歴史、特徴や見どころなどを簡単に紹介したものでした。プルシェンコ元選手などレジェンドの映像や屋外で競技が行われていた時代の貴重な映像も。
そして、各カテゴリーごとの紹介に。
女子シングルにつづき、男子シングルの紹介。
と、そこに現れたのはこの写真。↓
何とテンくんの写真が男子シングル紹介コーナー冒頭に登場。(ちなみに女子はエリザベータ・トゥクタミシェワ選手でした。)
その後、採点について紹介するコーナーで再びテンくん登場!
バンクーバー五輪ショートのキスクラの映像が使われていました。
ってことで、行きも帰りもキスクラでテンくんが手を振っているところで映像を一時停止させ、笑顔のテンくんを眺めながら機内でのんびり過ごしたのでした。
平昌オリンピックを振り返ってみました
平昌オリンピックのフィギュア男子個人戦が終わって2週間経ちました。
今さらですが、オリンピックの時のテンくんを写真とともに振り返ってみます。
今回はツアーで参加したのですが、行こうと決めたのが遅かったこともあり、座席はショート・フリーともショートサイドのBカテゴリーの中央より後ろ。リンクまでかなり遠く、投げ込みも写真撮影もちょっと厳しい位置…。
【デニス・テン登場】
第1グループなので、カメラの設定もままならないうちにテンくん登場。今年のカザフスタンジャージはミズノ製。
(せっかくこちらを向いたのに目を伏せちゃったテンくん)
(優雅にお手振りするテンくん。隣のマッテオ・リッツォ選手の拍手もお上品。)
(いつものようにウォームアップを始めるテンくん)
【新衣装披露】
一通りアップが終わると、ジャージを脱ぎ始めました。今シーズン、すでにデザインの異なる白いシャツの衣装を何着も披露してくたテンくんですが、今回はなんと、青シャツ!
(ジャージを脱いでキャロルコーチに手渡すまでのテンくん)
(モントーヤ選手の全身真っ白衣装に思わず目を奪われる(?)テンくん)
【演技~キスクラ】
ちょっと元気がなく、下を向きがちだったのが気になりましたが、今できる演技を懸命に披露してくれました。
フリーに進めなかったので、平昌でテンくんを見る機会はこれで終了…。
【ちょっといい話】
その日の夜、撮影したテンくんの写真のうち1枚をSNSにUPしました。
すると、数秒のうちに「いいね」をしてくれた人が!なんと、アブザル・ラキムガリエフ選手でした。
テンくんが試合の後にUPしたインスタの写真にも「いいね」していたアブザル選手。
実は、不調なのがわかっていながら出場するテンくんのことを補欠のアブザル選手はどう思っているのだろう、と少し気になっていたのですが、アブザル選手もテンくんのことを応援していたということがわかり、胸が熱くなりました。
また、2人が一緒の試合に出られるのを楽しみにしています。
平昌オリンピック フィギュアスケート終わりました
オリンピックフィギュアスケート男子シングルの試合が終わって1週間経ちました。
ブログの更新まで手が回らないうちにエキシビションも終わってしまいました…。
ご存知の通り、今回テンくんはフリーに進めず。オリンピックのために気合を入れて用意したであろうフリープログラムを披露することができず、とても悔しかったとおもいます。
「まさか、前回メダリストがフリーに進めないなんて!」と驚いている方も多かったようですが、まぁゴールデンスピン、四大陸選手権のショートの演技内容とそれにつけられたスコアを見ていた方にとっては想定内だったと思います。
2試合連続4SをDG扱いにされたことで4Sに慎重になりすぎて抜ける、というパターンを恐れていたので、4Tに変更しないかなと少し期待したのですが、テンくんは逃げずに当初の予定構成で臨んできました。
残念な結果にはなりましたが、テンくんは「でもこれも人生。今回が最後の五輪ではないことだってあり得る」と前向きな言葉な言葉でコメントしています。
また、試合後にはテンくんもインスタを更新。
モーグルで銅メダルを獲得したカザフスタン選手ユリア・ガリシェワ選手との2ショット写真とともに、今季さまざまな困難な状況の中でもオリンピックに出場できたこと、またそのためにサポートしてくれた方々への感謝、ガリシェワ選手へのお祝い、他の選手への激励の言葉などが綴られています。
その後、19日にはカザフスタンへ帰国。空港でのインタビュー記事によると、1週間休みを取り理学療法を行ったり今後についての話し合いを行うとのこと。
自動翻訳によると、「我々はコーチについての決定をしなければなりません」という一文がありますが、これは来季以降のコーチについてのことでしょうか?
ソチオリンピック後、「キャロルコーチは平昌シーズンで(コーチ業から完全に引退するわけではないが)メインコーチとしては引退する」という情報がありました。なので、昨シーズン、モロゾフ氏をコーチに加えたのは平昌シーズン以降を考えてのことなのかな、と勝手に推測していました。が、実際のところはどうなのでしょう?
ちなみに、ご存知の方も多いと思いますが、Twitterで上のインスタの誤訳が拡散され、勝手に引退を表明したということにされてしまってましたが、本人がやんわりと否定しています。(Twitterの拡散力恐ろしや…。)
今回テンくんのフリーの演技を見ることができなかったのは少し心残りですが、オリンピックの場での演技を見ることができたので現地観戦に行ってよかったと思います。
唯一残念なのは、エキシビションツアーに参加中の同僚(男性)にテンくんの演技を見てもらえなかったことです。
スポーツ観戦が趣味でリオ五輪にもソチ五輪(モーグル目当て)にも行っているのですが、「今回はフィギュアのエキシビションツアーを申し込んだ」と聞いたのは秋ごろ。「デニス・テン、エキシビション出るよな?」と訊かれたので「うーん、怪我してるし、難しいかも…」と答えると、「え?デニス・テン見たくて申し込んだのに…」と。
知らない間に同僚(しかも体育会系男性)がテンくんを応援していたことにビックリ😲
まぁテンくんは出ていなくても素敵な選手がたくさん出演していたのできっと楽しんだものと思います。テンくんの応援は次の機会に!
2月14日、今日は何の日?
いよいよオリンピック個人戦が始まります。
男子は2月16日にショート、17日日にフリーが行われます。
異例の午前中からの試合ということで、調整が大変だと思いますが、いい演技が見られることを期待しています。
さて、2月14日といえば、何の日でしょう?
正解はSt.Ten's Day!
4年前のソチ・オリンピックでカザフスタン初のフィギュアスケートメダリストとなったことを祝して、「2月14日はSt.Ten's Dayと呼ぼうって言われたんだ(笑)」とテンくんがインタビューで語ったことに由来します。
さらに、その翌年の2月14日はテンくんが四大陸選手権で金メダルを獲得。
ISUチャンピオンシップで初めてカザフスタン選手が優勝した記念すべき日でもあります。
3度目のオリンピックも頑張って!
デニス・テン名演技ベスト10!
テンくんがシニアの国際大会に出るようになって、今年でちょうど10年になります。
ってことで、「デニス・テン」応援ブログ筆者が選ぶ「デニス・テン名演技ベスト10」を発表したいと思います。
第10位 2010 Olympics SP
16歳でオリンピック初出場。身体を大きく使って、とにかくよく動く。16歳にして堂々として落ち着いた雰囲気はすでにデニス・テン。唇割れてますけど。
第9位 2016 Trophee de France SP
怪我が重なり(B級大会以外では)振るわなかった前シーズンを経て、シーズン初戦いきなりノーミス。高速ツイズルあたりからのステップはデニス・テンならではの動きの連続で見ごたえあり。
第8位 2013 Ice Challenge FP
2013-14シーズンは怪我・病気で初戦OUT。このままフェードアウトかと心配される中、中国杯で戦線復帰。そして、このアイスチャレンジでほぼノーミスの好演技。この時期にこの演技ができたということが、その後再び怪我に見舞われてもオリンピックメダル獲得の希望となっていたんじゃないか、と勝手に思っています。個人的にとても印象に残っている試合です。
第7位 2014 Olympics FP
最後ちょっと疲れが見えますけど、練習でやってきたことをしっかり大舞台で披露できてまずまず満足という雰囲気のキスクラ。が、終わってみれば、SP9位からの逆転銅メダル!
第6位 2015 4CC SP
演技のレベルはこのSPが過去最高だと思います。無難な選曲ながら、当時のデニス・テンの能力を最大限引き出した名プログラム。ブラボー!
第5位 2015 4CC FP
この演技をきっかけに、デニス・テンに注目した方もいらっしゃるでしょう。「殿下、建国してー!」なんて一部で流行りましたね。この演技が1番好きって方も多くいらっしゃると思います。
第4位 2015 World FP
個人的には4CCの演技よりこっちの方が好きです。優勝候補と言われながら、音響トラブルもあり不本意な演技となったSPのあとの演技。ジャンプミスはありますが、4CCの時より身体がよく動いていて、表情からも余裕を感じます。
第3位 2009 World FP
15歳、初めてのシニアワールドでこの演技。これ、見たことのない方は絶対に見るべし。無名のジュニア少年の演技を観客が一体となって応援している様子が感動的。リアルタイムで見てなかったことが悔やまれます。
第2位 2013World FP
SP2位という好スタートのあとのFP。ワールド初メダルがかかっているにもかかわらず、演技に集中していて失敗する気がしない。途中のコミカルな場面(回想シーン)の洗練されたマイムが個人的にツボ。フィギュアスケート選手でこういう洗練された動きがさらっとできる選手、あまり見かけないので。
キスクラでの喜びようが今見ると新鮮。これ以降はクールですからね。
第1位 2013World SP
第1位は2013ワールドSP!お手本のような4T、高さのある3A、綺麗なポジションのスピンなど技術面もパーフェクトですが、中盤のワルツパートでの優雅な雰囲気から後半の思い悩む主人公の感情表現など表現面での多彩性も見どころ。デニス・テンに興味をお持ちの方は、まずこの演技をご覧ください。
以上、かなり思いつきですが、デニス・テン名演技ベスト10でした。
2月男!
平昌オリンピックも開幕し、フィギュア団体戦も佳境に入ってきました。
カザフメディア情報によると、テンくんも予定通りなら、今日から選手村ですね。
テンくんといえば、スケートファンの間で2月男とか3月男とか言われることがあります。
シーズン前半はなかなか調子が上がらず、2月~3月の大きな大会でシーズン最高の演技をするパターンが多いためそう呼ばれているのですが、実際、過去5年くらい見てもそのパターンがとても多いです。
2013年3月 世界選手権2位(SBを60点以上更新、PBを30点以上更新)
2014年2月 オリンピック3位(SBは11月のアイスチャレンジ)
2015年2月 四大陸選手権1位(PBを20点以上更新、2014-15シーズンの男子最高スコア)
2017年2月 ユニバーシアード1位(SBは11月のフランス杯)
ちなみに、2016年と2017年の世界選手権はフリーが4月に入ってからなので、2月男or3月男の本領が発揮できなかったのかもしれません…。
今シーズンは靭帯断裂という大きな怪我を抱えながらなので、例年のように2月男パワーが発揮できないかもしれませんが、それでもテンくんの今出せる力が最大限発揮できることを願っています。
調子に波がありすぎるテンくんですが、いい時のテンくんの演技は本当に素晴らしい!
ってことで、次回は当ブログ筆者が選ぶ「デニス・テン名演技ベスト10!」を発表したいと思います。
2018四大陸選手権行ってきました(番外編)
2週間前に行ったばかりの台湾ですが、6日夜に地震が発生し、大きな被害が出ているということで心配しています。
地震で被災された皆様にお見舞いを申し上げるとともに、被害が大きくならないように、また一日も早く回復することを心から祈っています。
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台湾でお世話になった方たちのことを思い出しながら、台湾思い出話を少し記そうと思います。
今回の台湾旅行の主目的は四大陸選手権観戦ですが、実は現地に語学留学中の友人に会うという目的もありました。
というわけで、友人とその友人(台湾の方)と台湾グルメ街道へ。
色んな種類を食べたい!ってことで、「微風南京」のフードコートにあるバイキング形式の店へ。種類豊富な総菜はどれも外れなし。チャーハンは桜海老の香りが香ばしくてとても美味。
その後「お腹いっぱい」と言いながら、デザートの店に行き、緑豆やタピオカの入った台湾風ぜんざいをいただきました。
台湾の方も「デザートは別腹」(英語&ジェスチャーで)と言われていました。世界共通ですかね?
それから、フードコート内でこんな自動販売機を見つけました。
自動フレッシュジュース製造機。
専門店のものと変わらないクオリティーでした。店で注文するのが煩わしい方には超おすすめ。
さて、今回お世話になったホテルは「ホテル クォート台北」。
台北アリーナから徒歩3分(信号次第)。多分、客室までの距離はオフィシャルホテルより近いです。ザンボタイムの間に往復できます。
ホテルの内装はかなり先進的で設備はこの上なく充実しています。そして、フロントにいらっしゃる従業員の方は洗練された美男美女揃い。その従業員の中にキム・ジンソ選手によく似た方がいらっしゃったので、ジンソ選手が引退を表明し、四大陸選手権にも出場していないことを思い出してしんみりしてしまいました。
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最後になりましたが、テンくん四大陸選手権お疲れさまでした。
オリンピックに向けて最終調整頑張って!
デニス・テン ドキュメンタリー"Underneath the Ice”
以前、インタビュー記事でテンくんのドキュメンタリーフィルムが撮影されているという情報がありましたが、本日、韓国で放送されました。
テンくんからも告知がありましたが、直前すぎて見逃した方もいらっしゃるかと思いますが、再放送もあるようなのでご安心を。2月11日24:40からKBS2TVで放送予定。
が、それまで待てないという方のために、画質は若干不安定ですが、動画をUPしましたので、良かったらご覧ください。
(冒頭2秒ほど切れていますが、ご容赦ください。)
子どもの頃の映像や家族での食事風景、振付指導の様子など貴重な内容盛りだくさんです。まさに、デニス・テンファンのためのドキュメンタリー。
撮影関係者および放送関係者のみなさま、ありがとうございます。