カザフの英雄誕生までの道のり~デニス・テンに歴史あり②
2009年世界選手権で15歳ながら8位となったテンくんは、2009-2010シーズンからGPシリーズに参戦。2月にはオリンピックにも出場しました。
【2010年バンクーバーオリンピック SP 「Sing!Sing!Sing!」】
唇荒れてるけど笑顔のテンくん16歳。リップクリームをあげたい視聴者が多発したとか。
それ以外にも四大陸選手権・ジュニア&シニア世界選手権等シーズン中計9試合に出場するというハードなシーズンでした。
(このシーズンについては既述もご覧ください。↓)
このシーズンの後、テンくんはロシアからアメリカへと拠点を変更。
テンくん自身は「レベルアップするために環境を変えたかった」と過去にインタビューで語っていましたが、ソチオリンピックに向けてロシアで指導を受ける他国の有力選手を排除する動きがあったという噂も。
真相はわかりませんが、世界選手権の時には既にブイアノワコーチが帯同していないことからシーズン中に拠点変更の話は進んでいたものと思われます。
翌2010-2011年シーズンからはLA拠点でフランク・キャロルコーチの指導を受けることになりました。
(つづく)