デニス・テンとロステレコム杯
思いつきではじめたGPシリーズに合わせてデニス・テンくんの演技を振り返るシリーズですが、ちょっと今回は気が重く、スケートを見る気力も沸かず着手するのに時間がかかってしまいました。(本来なら今頃現地に行ってたんだよな、なんて思ったりして。)
が、思い切ってPCを立ち上げテンくんの動画を探して見比べているうちに、いつの間にかテンくんの演技に見入ってしまっていました。デニス・テンのパワーすごい。
テンくんがロステレコム杯に出場したのは2回、2012年と2017年。
今回は2012年の演技をご紹介します。
プログラムはデニス・テンを代表するプログラムの1つともいえる「アーティスト」。ショート・フリーとも映画「アーティスト」の曲で振付はローリー・ニコル氏。
ショートはジャンプ転倒の連続、フリーは抜けまくり…とジャンプがさっぱり決まらないものの、ジャンプ以外は勢いもあって悪くないし、表情も明るい。キスクラでは「シーズン序盤だから、こんなもんかな、まだこれから」なんてキャロルコーチと話しているのでしょうか。
が、この後もなかなか調子の出ないこのシーズン。まさかこの4か月後にワールドメダリストになる展開が待っていようとは…。
ついでに、さんざん既出ですけど、せっかくなのでパーフェクトな2013年世界選手権の動画も貼っておきますね。何度見ても素晴らしいですから。