デニス・テン応援ブログ

カザフスタンの英雄 Denis Ten 絶賛応援中!!!

デニス・テンくんファン10周年

早いもので、デニス・テンくんの熱烈なファンになって丸10年経ちました。

テンくんのファンになったきっかけは、銀メダルを獲得した2013年世界選手権の時の演技。

それまでのテンくんに対する印象は「トップに近いところにいるのにちょっと惜しい選手」。多分、同じように思っていた方も多いことでしょう。

実際、2013年の世界選手権でテンくんがトップ3に入ると事前に予想していた人は殆どいなかったと思います。

 

ところが、この時のテンくんはそれまでのテンくんとは何かが違っていました。

落ち着いていて、ミスをする雰囲気がない。(ジャンプ1つミスありましたけどね。)そしてショート・フリーとも圧巻の演技で見事銀メダルを獲得したのでした。

 

それにしても、その少し前に出場した四大陸選手権の時とプログラムも衣装も同じなのに、印象がかなり違うのはなぜでしょう?

テンくん自身がインタビューで語っていたように、自宅のガレージで夜遅くまで行った自主トレーニングの効果?

振付のブラッシュアップ効果もあるのかもしれませんが、全体的に動きが洗練されている印象を受けました。

 

その洗練された演技とキスクラでの笑顔を見て、ショートで片足、フリーで両足どころか全身、と完全にデニス・テンくん沼に墜ちたのでした。

 

そして、それまでテレビ(地上波・無料BS)で見るだけだったのが、有料チャンネルの契約、アイスショー現地鑑賞、深夜にライブストリーミング鑑賞、海外観戦……と、スケートオタク界に入門することになったのでした。

地上波放送を侮ることなかれ。

www.youtube.com

デニス・テンって、何かすごい

久しぶりに更新してみます。

ブログ更新どころか、ログインするのも約半年ぶりなのですが、その間もアクセスしてくださった方がたくさんいらっしゃったようで、ありがとうございます。

もともと、このブログは「デニス・テン」について知りたいと思った人に、正確な情報を知ってもらうために立ち上げたものです。

インターネット上にはフィギュアスケート関連の記事が溢れていますが、残念ながら外国人スケーターの情報は少なく、しかもあまり正確でないのが気になっていました。

そこで、「デニス・テンくんに興味を持った人にテンくんに関する正しい情報を提供すること」を目指してこのブログを立ち上げたのでした。

長らく更新を怠っていましたが、ご存知の通りテンくんはスケートもキャラクターも魅力的過ぎて語るネタはいくらでもあるので、また演技動画や面白ネタなど掘り出して紹介しようと思います。

 

と、昨日ここまで入力して保存していたところ、何と、テンくんが脚本を書いた映画"Blind Love"がついに公開されることになったというニュースが!

7月28日から一般公開だそうです。

日本で公開されることはないでしょうが、何とかして観る機会を得たいものです。

それにしても、

映画の脚本書いたり、作詞作曲して歌ったり、アイスショーをプロデュースしたり…さらに写真撮影はプロ並みの腕前、他の選手に振付したり、イラストレーターと組んでの「ミニデニス」とか…テンくんの多才ぶり、すごいですね!

さらに、コミュニケーション力も高くて、人望もあって…しかも、可愛い!

デニス・テン最強!!

あああ、荒ぶってしまいましたが、これからもよろしくお願いします。

10年前のゴールデンスピン

グランプリファイナルと同時期に行われることから、裏ファイナルとも呼ばれるゴールデンスピンが今年も無事開催されました。

このゴールデンスピンデニス・テンくんととても相性の良い大会で、合計6回出場し3回優勝しています。国際大会のシニア初金メダルも2009年のこの大会です。

テンくんファンにとって、ゴールデンスピンといえば2015年のミサタンゴの演技が印象深いでしょう。ショート、フリーとも良い演技で高得点で優勝しました。

その時の動画を探していると、一緒に2011年の動画も出てきたので、今日はこちらをご紹介します。

18歳のテンくんの勢いある熱い演技をご覧ください。

【2011年ゴールデンスピンSP「幻想的小品集 第1曲 エレジー」】

【2011年ゴールデンスピンFP「アディオス・ノニーノ」】

この1年後くらいから一気に洗練されたスケーターになるのですが、まだ青さの残るこの頃のテンくんの演技もまた別の味があって良いですね。

ちなみに、この時の結果はショート1位、フリー2位、総合2位でした。(優勝は町田樹さん。)

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All That Skate 2014/2016

数ヶ月前、GAORA SPORTSで8月から韓国のアイスショー"All That Skate"が放送されるという情報を目にして以来、この日が来るのをずっと心待ちにしていました。

そう、本日(11月3日)はデニス・テンくんが出演した"All That Skate 2014""All That Skate 2016"の初回放送日。

GAORA SPORTSの告知がテンくん推しでちょっと驚きましたが、ありがたいことです。

【ATS 2014出演者】

キム・ヨナステファン・ランビエール、タチアナ・ボロソジャル&マキシム・トランコフ、デニス・テン、シェイリーン・ボーン、アレクセイ・ヤグディン、キム・ジンソ、アリオナ・サフチェンコ&ブリュノ・マッソ、パク・ソヨン、ハン・ヤン、レベッカ・キム&キリル・ミノフ(順不同 敬称略)

【ATS 2016出演者】

キム・ヨナアシュリー・ワグナーデニス・テン、アリオナ・サフチェンコ&ブリュノ・マッソ、パク・ソヨン、アン・ソヒョン、イム・ウンス、ユ・ヨン、エレーナ・ラディオノワ、アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ、ミーシャ・ジー、キム・ジンソ、イ・ジュンヒョン、レベッカ・キム&キリル・ミノフ(順不同 敬称略)

テンくんが披露したのは、ATS 2014ではMi Mancherai とSing,Sing,Sing、ATS 2016ではMade to Love とLose Yourself の計4プログラム。

Mi Mancherai はこの時が初披露で、テンくんの優しくて美しい動きに魅せられて繰り返し動画を見た記憶があります。 

Sing,Sing,Sing は2009-2010シーズンのショートプログラムをアレンジしたもの。2009-2010シーズンの頃の元気いっぱいな動きから「青さ」が取れ、肩の力の抜けた大人バージョンのSing,Sing,Singです。試合では入れなくなったビールマンスピンも披露しています。動きすぎてシャツの裾がはみ出してくるのはご愛敬ってことで。

ATS 2016は、韓国に見に行ったので、放送を見ながら当時のことを懐かしく思い出していました。

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椅子を小道具に使うMade to Love は、このショーでのみ披露されたプログラム。これまでになかった「大人の男」の雰囲気が濃い振付はニコライ・モロゾフ氏の作品だそうです。モロゾフ氏がコーチとして帯同していたシーズンのインタビュー記事で読んだ記憶。)

投げた(滑らせた)椅子を追いかけていくところは、現地で見るとかなりスピードが出ていて迫力がありました。

テンくんの上半身の柔軟性と身体の使い方の上手さとスケート技術を目一杯生かした秀逸なプログラムだと、放送を見て改めて思いました。(再演がなかったのは、適度に滑る椅子を現地で手配するのが面倒だったからでしょうか?)

Lose Yourself は、ショーやエキシビションで何度も披露しているので、きっと皆さんもご存知だと思いますが、改めて見ると、テンくんってとてもスケート上手ですね。(今さら…。)

テンくん以外のスケーターの演技も全部楽しかったのですが、特に印象に残った2組について。

まず、サフチェンコ&マッソ組。

第1部の「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の初心者風な動きが面白く、現地で思わず吹き出してしまったことを思い出しました。と、ともに、この演技を見て「この2人は世界一になる」と確信したことも。

それから、カッペリーニ・ラノッテ組。

特に2日目は最前列だったので、表情までよく見えたのですが、2人とも細かいところまで手を抜かずに演技していてるのがわかり、とても楽しめました。

そして、フィナーレの時、テンくんを目で追っていたら、強ーい視線を感じ、ふと目をやると、目の前にいたのはラノッテさん。

思いっきり目が合ったので微笑んで手を振るとニッコリと笑ってくださいました。

その後、帰りに出演スケーターたちと遭遇したのですが、またまたラノッテさんと目が合ってしまい、勢いでパンフレットにサインをお願いしてみたところ、快く了承してくださいました。

ちなみに、この時初めてリンク外にいる生テンくんを近くで目撃したのですが、印象を一言で表すと「綺麗」でした。

ATS 2016から5年。

ATS 2014/2016出演者で今も現役で試合に出ているのは、ハン・ヤン選手と当時ジュニア以下だった韓国の選手たちだけになってしまいました。

そんなことを思いながら鑑賞したATS 。

放送を見逃した方もご安心ください。

この後まだ2回放送があります。お楽しみに!

【ATS 2014】

 11月6日(土) 15:00 ~ 17:20 11月23日(火) 21:30 ~ 23:50

【ATS 2016】

 11月6日(土) 17:20 ~ 19:30 11月23日(火) 23:50 ~ 26:00

カザフスタン選手の活躍

暑い日が続きましたが、ようやく涼しくなりましたね。

前回の更新から2か月も経ってしまいました。

かなりどうでもいい話で恐縮ですが、実は8月に職場でコロナのクラスターが発生し、自宅待機(在宅勤務)生活を送っておりました。(幸い自分は陰性でしたが)

さらに9月上旬とその3週間後にワクチンを受けたところ、2回とも盛大な副反応に見舞われてしまいました。(39度台の発熱、関節痛、しびれ、息切れ、動悸…)

以来1か月半近く少し動くと息が切れる状態だったのですが、本日ようやく通常モードに戻りました。

というわけで、久しぶりの更新です。

この間にカザフスタン代表選手たちに色々動きがありましたね。

まず、エリザベート・トゥルシンバエワ選手の引退表明。

 
 
 
 
 
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A post shared by Elizabet Tursynbaeva (@elizabetkz)

2019年世界選手権で銀メダルを獲得し、北京オリンピックでのメダル獲得も期待される中、怪我でなかなか試合出場がかなわず引退となってしまいました。

ロシア代表からカザフスタンへと移籍して、デニス・テンくんとともにカザフスタン代表として大活躍。2人が一緒に出場したチームチャレンジカップでは、2人が兄妹のように仲良くしている姿が印象的でした。

試合で姿が見られなくなるのは残念ですが、これからもコーチとしてスケートに関わっていくということなので、新しい世界での活躍も楽しみです。

 

それから、ジュニア選手の活躍。

ジュニアグランプリ第6戦でカザフスタン代表ミハイル・シャドロフ選手が初出場で2位になりました。

 
 
 
 
 
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A post shared by Mikhail Shaidorov (@mikhail_shaidorov)

男子シングルカザフスタン代表選手のメダル獲得はテンくん(2008年 1位)、アブザル先輩(2009年 3位)以来、実に12年ぶり。

シャドロフ選手は第1戦にも出場予定だったのですが、ソチ拠点なのでおそらくロシア選手が欠場したのと同じ理由でエントリーから名前が消えてしまっていました。

次の試合はデニス・テン メモリアル チャレンジでしょうか?

カザフスタン男子新エース候補1番手のシャドロフ選手、今後の活躍が楽しみですね。

心に残る言葉

どんな時でも前向きで、いつも他の人に気を配っていたデニス・テンくん。

テンくんの周りには、きっと彼の言葉から励まされた人も多いことでしょう。

 

ただいま諸事情により落ち込みモードなのですが…

ふと、2018年四大陸選手権ショートプログラムのあとのテンくんの言葉を思い出しました。(Jスポーツなので全文は控えます。)

怪我で苦しんでいることについて聞かれたテンくんは、

怪我で良い演技ができないのは残念だけど、他のアスリートやファンやオフィスで働く人にも苦労があり、みんな自分と戦っている(ざっくり要約)

と。

怪我に苦しむ自分の状況だけに目を留めず、他の選手やファン、さらには会ったことのない人たちへと広く目を向けて、とても前向きに力強く語るテンくんに励まされました。

録画を保存している方、元気がない時にぜひ見返してみてください。

(できれば再放送希望。)

2011年イスタンブール杯のテンくん&濃い面々

毎日暑い日が続きますね。そんな暑い日々におすすめしたいのが、2011年イスタンブール杯の動画。

このイスタンブール杯は2011年の12月、グランプリファイナルと同時期に開催されました。

グランプリファイナルと同時期のB級大会に強いデニス・テンくんは、このイスタンブール杯でフリーのPBを10点近く更新し、優勝しています。

【2011年 イスタンブール杯 FP「アディオス・ノニーノ」】

(Hakan Oktarさん投稿)

最後のステップ、熱くて良いですね。

暑い時には熱い演技を見るに限ります。

さらに、熱いのが表彰式。

 1位 デニス・テン

 2位 ミーシャ・ジー

 3位 キム・ルシーヌ

…濃い。この上なく個性的な面々。

こちらも現地で撮影された方の動画ですが、ぜひご覧ください。

(nadinezayats84さん投稿)

動画によると、スケートが盛んではない地域でのB級大会の割に歓声が大きいように感じます。

こちらの撮影者の方もですが、カザフスタンから見に行った方もいらっしゃったんでしょうね。(カザフスタン→トルコは旅行先として定番だそうです。)

 

暑い日々が続きますが、みなさまお身体にお気をつけて。室内でスケートの動画でも見て過ごしましょう。

いま思うこと

ショーで楽しそうに滑るテンくんを見たい

公式練習で首をぐるぐる回しながらウォームアップするテンくんを見たい

試合の時の真剣な顔のテンくんを見たい

演技前にブレードについた氷のかけらを払うテンくんを見たい

高いトリプルアクセルを跳ぶテンくんを見たい

良い演技の後に氷をそっと触ってリンクの出口に向かうテンくんを見たい

キャロルコーチと並んでキスクラに座るテンくんを見たい

エキシビションの練習ではしゃぐテンくんを見たい

仲良しスケーターと変顔するテンくんを見たい

インタビューで長ーく語っちゃうテンくんを見たい

歌うテンくんも見たいし写真撮影するテンくんも見たいけど

やっぱりスケートしているテンくんを見たい

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ショーで滑るテンくんが見たくて

デニス・テンくんの演技はどれも良いのですが、ルールの縛りのないショーの方が、テンくんの音楽性や身体能力がより際立っていて見ごたえがあるように思います。何よりショーで滑るテンくんは、いつもとても楽しそうで。

そんなテンくんが見たくなったのでYoutubeへ。

見たい時にいつでも動画が見れるって良い時代ですね。

ってことで、本日のセレクトは、2CELLOSの演奏による"Time of Your Life"を。

テンくんの得意技を詰め込んだ振付。

演奏するお二人もテンくんも観客もとても楽しそう。

もっと続きがみたい、と思ってしまいます。

 

ショーで滑るテンくんをもっと見たいという方に朗報!

なんと、8月からGAORAでAll That Skateが放送されるそうです。

5か月間かけての放送ということなので、テンくんが出演した2014年と2016年のショーも放送されるのではないかと思います。(順番からすると10~11月頃の放送?)

放送が楽しみですね。

ヴォロノフさん指導―デニス・テン マスタークラス続報

前回ご紹介したアルマトイで行われたヴォロノフさんらを講師とするマスタークラスについての続報です。
このクラス、なんと6月17日から24日まで合計8日間にわたって行われ、アルマトイ近郊だけでなくカザフスタン各地のスケーターが参加したようです。
費用はデニス・テン財団により賄われているので、スケーターの参加費は無料。さらに、財団からのプレゼント付き。
最終日には受講証明書が授与されました。この証明書があれば(証明書とは別のチケットがあるのかも)、来シーズン、スケート用品を割引価格で購入できるそうです。
 
では、マスタークラスの様子がわかる投稿をいくつかご紹介します。ヴォロノフさんがお手本を見せている場面もありますのでチェックしてみてください。
 
【sportbox_kzさんの投稿】
ちなみに、sportbox_kzさんはスケート用品を専門に扱っているお店のようです。

【saniat_nurさんの投稿】 

メダルと帽子をプレゼントされるヴォロノフさん。

 【katya.figureskatingさんの投稿】

ちょっと長めの動画です。ヴォロノフさんのインタビューもあります。

以上、ヴォロノフさんらによるマスタークラス情報でした。

 

ロシアから講師を招いての8日間にわたるマスタークラスというだけでも、カザフスタンスケート界張り切ってるなー、というところですが、さらにまた別のクラスが計画されているようです。

前回ご紹介したアディロフさん、パニヒンさんによるサマーキャンプが、今度はヌルスルタンで3週間にわたって開催されるそうです。

カザフスタンのスケート界、熱いですね!