2019年夏のカザフスタン旅行を振り返る
あっという間に2019年も終わり。ということで、今年唯一の海外旅行となった7月のカザフスタン旅行について、今さらながら振り返ってみようと思います。
旅の主目的はデニスフレンズショーですが、今回のツアーにはデニス・テンくんのゆかりの地めぐりやアルマトイ観光もコースに含まれていました。
そこで、ツアーで訪問したスポットのうちのいくつかを特にデニス・テンくんのファンの方に向けてマニアックに紹介してみようと思います。
まずは、サッカークラブ・FCカイラトのホームスタジアムであるアルマトイ・オルタリク・スタディオン。
手前にはFCカイラトのグッズの売店がありました。
こちらはカザフの有名な施設の1つとして案内されたのですが、実はテンくんとも関わりのあるスポットだったりします。
黄色と黒の縦じま模様にピンときた方はかなりコアなテンくんファン。
2015年にFCカイラトのホームゲームの宣伝にテンくんが出ていたのでした。
そしてスタジアムの近くを歩いていると、またもや見覚えのある赤い看板の店舗が。
カスピバンクです。
ソチオリンピックの後、CMに出てました。
整備された大通りには謎のオブジェが。
これどうやらベンチのようです。お洒落なデザイン。通りの至る所に現代美術的なオブジェが設置されていました。
歩きながらふと足元を見ると「Almaty 2017」の文字が。2017年といえばアルマトイでユニバーシアードが開催された年です。あの時は大雪でした。
ユニバーシアードで優勝した後、テンくんは「大学からは優勝を祝福されたけど、単位を早く取るようにと言われた…」なんて言っていました。
ってことで、続いてはカザフ-ブリティッシュ工科大学(KBTU)へ。
大学の設立は2001年と新しいのですが、建物自体は(入口のプレートによると)1947年建築という歴史ある立派な建物です。
ガイドさんによるとカザフスタンでトップ5に入るという優秀な学生の集まる名門大学ということです(私立大学ではNo.1)。授業は全て英語で行われます。
案内して下さった職員さんによると、テンくんは学内でも有名だったので夜間の講義を履修していたとのこと。そういえば、この投稿もテンくんのコメントによると夜間の講義の時のようです。
見覚えのある大講義室。
テンくんは2018年5月にここで講義を行いました。ちょうど振付でアルマトイに来ていたセルゲイ・ヴォロノフ選手も聴講されたようです。
ちなみに大学からテンくんの自宅(生家)はとても近いです。
テンくんはさらにマンションの1室を施工業者からプレゼントされていたのですが、そのマンションも近場です。
この後に行く「Chick&go(旧 BurritoGo)」も徒歩圏ですし、アルマトイ市内の中心部はテンくんの生活圏という感じでしょうか。
ということで、「Chick&go(旧 BurritoGo)」へ。
外観は「BurritoGo」の時とあまり変わらず。
テンくんはこのテラス席でもブリトー食べてましたね(インスタストーリーより)。
が、しかし、中に入ると…。
壁に描かれたイラスト、ミニデニスもどきの絵が描かれたところまでは良かったのですが、「Chick&go」になってモノクロだったイラストに色が塗られてしまい、何だか幼稚な雰囲気になってしまいちょっと残念。
店員さんは感じ良く、記念に割引券を下さいました。(現在は「Chick&go」も営業していない様子。)
そして、テンくんの行きつけ「CAFE NEDELKA」へ。
ひよこ豆のスープのコースをいただきました。ちなみに、ガイドさんはこの店でテンくんに実際に会ったことがあるそうです。
今回のツアーでは他にもお洒落なカフェにいくつか立ち寄ったのですが、ガイドさんによるとここ3年くらいカフェの出店がブームで急激に増えたとのことでした。(「BurritoGo」もその流れだったのでしょうか。)
そして、アルマトイの観光名所パンフィロフ戦士公園へ。ここは2年前、ユニバーシアードを見に行った際にも行っているのですが、その時は雪が積もっていたので雰囲気が随分違って見えました。
テンくんもこの公園には子どもの頃からよく足を運んだことでしょう。
公園内を歩いていると、小さな女の子がやってきてお金をせがんでくるのですが、ガイドさんによると「あの子たちはお金がないわけではない。彼女たちの民族はそういう文化」と。何気ないガイドさんの言葉に、さすが多民族国家だな、と。
公園内にはこんな可愛らしい馬車が。
(ちなみに、以前、当ブログで紹介したバレエダンサー アダムジャンさんがこの1か月後くらいにこの馬車に息子さんを乗せていました。)
さて、ショーの翌日はオプションでの市内観光、「コクトベ」へ。
山の上まではロープウェイで上ります。ロープウェイはなかなかの高速。
山の上からはアルマトイ市内が一望できます。
広い敷地の中には遊園地やちょっとした動物園(鳥類ばかりですが)もあります。
園内は家族連れで賑わっていて、テンくんファミリーも週末はよくここに来たんだろうな、と幼い頃のやんちゃなテンくんを想像しながら歩きました。
そのほか、博物館やバザールにも行きました。
どこに行っても、「テンくんはここに家族や友人と何度も来たんだろうな」と思いながらの旅でした。
アルマトイは人々に活気があって、かつ穏やかで温かい街です。さすがデニス・テンが愛した都市。
まだ行ったことのない方は、機会があれば、ぜひ1度足を運んでみてください。
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今回もオーバーシーズ・トラベルさんにお世話になりました。