ジャパン・オープンにて…
昨日、ジャパン・オープン2019を観に行ってきました。
昨シーズンからスケートと疎遠になりつつあるというのに、宮原選手・紀平選手が出場するという情報を見て、「7月にデニスショーを観にカザフへ行く」というハードル高めの決断をした勢いで、6月の先行販売でチケットを申し込みました。(その後、さらにサンクスツアーも申し込んでしまうという…。)
というわけで、3月の世界選手権以来のさいたまアリーナへ。
世界選手権の時は「テンくんも出場するはずだったのにな」なんて考えながらの観戦でしたが、ジャパン・オープンはカザフスタン所属のデニス・テンくんにはもともと無縁の大会。
とはいえ、自分にとって現地観戦するきっかけになったのはテンくんなので、選手の演技を見ながらもふとした瞬間にテンくんを思い出すことも。
例えば、島田高志郎選手の「アーティスト」。
「アーティスト」といえばデニス・テンくんの名前が必ず出てくるほどのテンくんの代表作。
色んな選手がこれまでも「アーティスト」の音楽を使ってきましたが、テンくんのプログラムの流れを踏襲しているものが多いような気がします。衣装も似た感じのものが多いような。島田選手のはピンク色のシャツでまた違った雰囲気でしたが。
シニア1年目ながら堂々とした演技で、これからの活躍が楽しみです。
それから、ブレイディ・テネル選手。
演技が始まり、流れてくるメロディーが「ニュー・シネマ・パラダイス」だと気づき、「テンくんもこの曲使ってたな」なんて思いながらも、テネル選手の美しいスケートに見とれていたら、途中、テンくんのプログラムを思い出すような振付がありました。
というわけで、繊細でエレガントながらも情熱的なテネル選手の演技をご覧ください。
動画の1分19秒辺りからのイーグル~2A~スピンの流れにご注目ください。
見覚えありません?
ということで、こちらもご覧ください。
【2011年スケートアメリカ EXより】
この動画だと2分57秒辺りから。音の取り方もほぼ同じです。
当ブログで何度も推してきたとおり、このプログラム大好きなんです。
そんな思い入れのあるプログラムをテネル選手が上品に素敵に演じてくださっているのを見て、テネル選手をより好きになってしまいました。(今年の世界選手権のフリー演技を現地で見たときにすでにファンになっていましたが。)
もちろんテネル選手はそんなこと意識していないでしょうが。
ほかにも、感動した演技など多々あり、片道4時間日帰りという強行スケジュールでしたが、無理して行って良かったな、と思いました。