テンくんとピアノ曲
先日、ショッピング中、店内にショパンの「別れの曲(練習曲作品10-3)」が流れているのを聴き、以前アレクセイ・クラスノジョン選手がこの曲を使っていたことを思い出し、その頃ぼんやりと考えていたことをふと思い出しました。
…テンくんがいつか今季で引退と決めたとき、プログラムにはどんな曲を選ぶだろうか?テンくんのことだから「別れの曲」なんて選曲はしないだろう。でも、あえて「別れの曲」のようなわかりやすい曲だったら?…毎試合涙が止まらなくてまともに演技見られないだろうな(でも見てみたい)…
なんて。
(ちなみに、「別れの曲」として知られる「練習曲作品10-3」は、西欧においては「Tristesse」(悲しみ)の愛称で知られるが、英語圏では「Farewell」「L'Adieu」(別れ、別離)と呼ばれることもあるそうです。Wikipediaより)
そういえば、意外なことにテンくんはピアノ曲のプログラムがとても少ないような。
2015年デニス・テン&フレンズでのアルマトイ市長によるピアノ演奏のプログラム、Ice Legends2014でのコラボ作品、それからピアノ協奏曲など、ピアノを使用した音楽の作品が全くないわけではないのですが…。
2015-2016年のSP用としてステファン・ランビエール氏が振付けた作品がショパンのピアノ曲という情報もありましたが、お蔵入り。そのシーズンのSPはローリー・ニコル氏振付の「ミサ・タンゴ」でした。
ランビエール氏の振付作品も見てみたかった。
テンくんの繊細なのに力強い動きや透明感ある雰囲気とピアノの音ってとても相性がいいと思いません?
ってことで、久しぶりにテンくんのシニアワールドデビュー時の動画が見たくなりました。
【2009年 世界選手権FP ラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲第2番」】
15歳のテンくんは果てしなく可愛い。
力を出し切った演技に観客総立ち。人前で涙を見せないテンくんですが、この時はちょっと泣きそう…でも泣かない。
何度見ても感動的な名演技ですね。
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話は変わりますが…
GW中にカザフスタンへ渡航されたテンくんファンの方から、ミニデニスのグッズを送っていただきました。現地へ足を運べないファンの分も財団へ寄付をして下さり、グッズを持ち帰り、そして送ってくださったことに感謝。ありがとうございます。