スケート指導&インタビュー記事
ロステレ杯から1週間も経たない先週(10月28日)に、アルマトイのショッピングモール内のリンクでテンくん指導のスケート教室が開催されました。
今回は、カザフスタンの後輩スケーターたちだけでなく、スケートを習っていない一般の方も対象に指導したようです。
スケート教室の子どもたちによる演技披露もあったようで、こちらの記事に写真がたくさん掲載されています。↓
インスタグラムに動画も上がっています。↓
www.instagram.comショッピングモール内の小さなリンクでの指導にもかかわらず、カザフスタンのメディアが多数取材に来たようで、ニュース記事がたくさん上がっていました。
翻訳アプリによると記事の内容は、
- 怪我の状態-ジャンプ着氷時にまだ痛みがある。
- 平昌オリンピックに向けて前向きにトレーニング中だが、今は氷上の練習はしていない(取材時)。
- 昨シーズン回顧ーホームで開催されたユニバーシアードの感想やカザフスタンのスケート界の進展について。
- FPの曲についてーアイディアはカナダの振付師(ウィルソン氏)から。使用曲はカザフスタンの超人気アーティスト、ディマシュ・クダイベルゲン ( Dimash Kudaibergen)氏が歌う曲。音源は何とテンくんのプログラムのために録音されたスペシャルバージョン。
といったところです。
個人的に注目したのは、「今シーズン私はもちろん、健康を除いてとても快適です」(グーグル翻訳による訳)という部分。
ニース杯もロステレ杯も怪我の影響で満足のいく演技はできていないのでしょうが、悲壮感はなく表情も明るい印象を受けました。
昨シーズンは成績の良かった試合でもあまり元気がなかったですし、試合に出ること自体苦痛なんじゃないかと心配になったりもしていました。
今シーズンは、いきなり大怪我からのスタートで心身ともにかなりダメージを受けているはずなのですが、「健康を除いてとても快適」とのこと。本来、アスリートにとって健康状態は大問題なはず。ということは、やはり昨シーズンは、慢性的な怪我などの健康状態以外の問題を抱えていたんですね。
今シーズンはそれらの問題をある程度克服したのか片付いたのか開き直ったのかわかりませんが、とりあえず精神的に安定しているようで少し安心しました。
次の試合はフランス杯、怪我が少しでも良くなって、いい演技ができますように。