ユニバーシアード観戦記 その7 「エキシビション」
(半年前の回顧録、ようやくここまで来ました。)
最終日はエキシビション。カザフスタンの大会でのエキシビションなんてテレビでも見たことがないので興味津々。
出演スケーターは各カテゴリー1~5位の選手たち、それから地元選手枠でアブザル・ラキムガリエフ選手、アイザ・マンベコワ選手、ジュニア女子選手とジュニアペア選手。(今回はカザフスタン選手のみ取り上げます。)
オープニングでは、カザフのちびっこスケーターたちが登場。衣装がかっこいい。
最初に登場したのは地元ジュニアスケーターのMariya Grechanaya選手。初めて拝見しましたが、エレメンツの質も良く丁寧な演技の選手でした。(写真の左足のアンディオール具合を見てもバレエの基礎がしっかり身についていることがわかります。)
女子シングル13位と健闘したアイザ・マンベコワ選手。動きが大きくポージングも綺麗なので氷上でとても映えます。スピンがとても上手い。
それから、ジュニアペアのAnastasiya Kamzayeva選手とAbishu Baytkanov選手。組んだばかりでまだ試合にも出たことがないということでした。2人の技術に差があるなと思ったら、Baytkanov選手は前のパートナーと世界ジュニア選手権にも出場していたのですね。(写真撮りそびれたのが残念。)
そして、アブザル・ラキムガリエフ選手。アブザル選手のエキシプロを生で見ることができるなんて!
昭和歌謡曲風な曲を使ったプログラムは、カザフスタンでは有名な曲だったようです。イントロが鳴った途端、観客から歓声が上がりました。哀愁ある男性ボーカルの音楽と情感溢れるアブザル選手の演技はとても印象に残りました。
テンくんは最後に登場。エミネムプロでした。
帰国後に知ったのですが、エキシビションはライスト配信がなかったそうですね。残念です…。
ということで、冒頭の1分くらいですが撮影していた動画をUPしましたのでご覧ください。
www.youtube.comフィナーレでは再び全員集合。テンくんは第2回デニス・テン&フレンズショーの時の民族風衣装を着て登場。
フィナーレ群舞の最後の方の動画もどうぞ。
※全然揃っていませんが本番です。リハーサルではありません。
www.youtube.com最後に出場者を代表してテンくんからご挨拶。観客・スタッフ・出場したスケーターへの感謝の言葉などを、ロシア語と英語で熱く語っていました。
www.youtube.com以上、ユニバーシアード3日間の出来事を長々と分散して報告してきましたが、今回で一応完結。とはいえ、ユニバーシアードこぼれ話やカザフスタン現地情報はまた投下する予定です。
-------------------------------------
と、ここで現在に戻りますが、ニース杯エントリーにテンくんの名前があるようですが、怪我の回復具合は上々ということなんでしょうか??