デニス・テンとロステレコム杯
思いつきではじめたGPシリーズに合わせてデニス・テンくんの演技を振り返るシリーズですが、ちょっと今回は気が重く、スケートを見る気力も沸かず着手するのに時間がかかってしまいました。(本来なら今頃現地に行ってたんだよな、なんて思ったりして。)
が、思い切ってPCを立ち上げテンくんの動画を探して見比べているうちに、いつの間にかテンくんの演技に見入ってしまっていました。デニス・テンのパワーすごい。
テンくんがロステレコム杯に出場したのは2回、2012年と2017年。
今回は2012年の演技をご紹介します。
プログラムはデニス・テンを代表するプログラムの1つともいえる「アーティスト」。ショート・フリーとも映画「アーティスト」の曲で振付はローリー・ニコル氏。
ショートはジャンプ転倒の連続、フリーは抜けまくり…とジャンプがさっぱり決まらないものの、ジャンプ以外は勢いもあって悪くないし、表情も明るい。キスクラでは「シーズン序盤だから、こんなもんかな、まだこれから」なんてキャロルコーチと話しているのでしょうか。
が、この後もなかなか調子の出ないこのシーズン。まさかこの4か月後にワールドメダリストになる展開が待っていようとは…。
ついでに、さんざん既出ですけど、せっかくなのでパーフェクトな2013年世界選手権の動画も貼っておきますね。何度見ても素晴らしいですから。
デニス・テンとNHK杯
NHK杯が終わりました。
今回のNHK杯には、デニス・テンくんがフリープログラムを振り付けした選手であり、昨年の優勝者でもあるロシア代表セルゲイ・ヴォロノフ選手が出場していました。
ショート・フリーとも最終滑走というプレッシャーのかかる場面ながら、冷静かつ気迫に満ちた力強い演技で見事2位!
毎試合、テンくん振付作品を丁寧に演じてくださるヴォロノフ選手に感謝。
さて…NHK杯と相性の良いヴォロノフ選手とは対照的に、テンくんは日本の大会とは相性が悪く、過去1度出場した2010年のNHK杯も最下位という結果でした…。
この時期のテンくんといえば、練習拠点をロシアからアメリカへ変更。そこへ成長期が重なったこともあり、なかなか思い描く演技ができずにもどかしいことも多かったことでしょう。
戦績的には「低迷期」と表現されてしまうかもしれない時期ですが、新たな道を自ら切り開いている真っ最中ともいえます。
このシーズンのショートプログラムはピアソラ「ブエノスアイレスの春」、ステファン・ランビエール氏振付。
出てきた瞬間、前シーズンに比べて随分大人っぽく落ち着いた雰囲気になっているのに驚きます。そして、振付もテン君の身のこなしもとってもランビエール風味です。
フリープログラムはリスト「死の舞踏」、ローリー・ニコル氏振付。
これはなかなか大きな宿題を課したな、という印象のプログラム。振付をこなすのに精いっぱいでテンくんにしては動きが粗いですけど、それもまたこの時期ならではの魅力。どんな時でも堂々としていてまっすぐ前に向かって進む、それがデニス・テン。
デニス・テンと中国杯
グランプリシリーズ3戦目、今年はフィンランドでしたが、昨年までこの大会は中国で行われていました。ってことで今回は中国杯について。
テンくんにとって初めてのグランプリシリーズ出場は2009年の中国杯。当時16歳、男子選手の中では最年少でした。
そして2度目は2013年。世界選手権で銀メダリストとなり、グランプリシリーズでの活躍も期待される中、初戦のスケートアメリカを怪我と感染症により欠場。
次戦の中国杯がこのシーズンの初戦となりました。
このシーズンのショートはサン=サーンス作曲「死の舞踏」、フリーはショスタコヴィチ作曲「お嬢さんとならず者」。振付はいずれもローリー・ニコル氏。
このショートプログラムはデニス・テンくんの能力を最大限生かしたローリーの傑作だと思います。ジャンプのタイミングが音楽に合っていて気持ちがよい。(といっても、この中国杯ではコンビネーションが抜けましたが。)
ジャンプもスピンもステップも競技として必要だから入れているという感じではなく、音楽の流れの中で自然に配置されているのでバレエやダンスを見ているような感覚になります。
ジャッジ前でピタっと止まってポーズを決めるのもカッコイイ。(ジャッジ席に近すぎてジャッジの方がビクッとしてますけど…。)
フリープログラムの「お嬢さんとならず者」はテンくんからプログラムの発表があった時から色々不安でしたが(だって、あのデニス・テンが「ならず者」ですよ…)、この時の演技で不安は一掃されました。
「お嬢さんと高貴なならず者様」なんて言われたりもしましたが、エレガントで紳士的ながらもやんちゃな面もあるテンくんにとてもよく合ったプログラムでした。
暫定1位の表示が出てホッとしたのかキャロルコーチに甘えるテンくん。結果はショート4位、フリー3位、総合4位。
そして、エキシビションにも招待されました。
ロビン・シックの「ComplicatedEverything I Can't Have」、振付はステファン・ランビエール氏。
このプログラム、テンくんにしか滑りこなせないと思うんですけど、どうでしょう?身体能力の高さにひたすら驚きます。
そして、この衣装!かっこいいんですけど、素材が何なのか、どうやって着るのか、色々と気になる衣装でした。
余談ですが、このプログラムといえば、アイスチャレンジのエキシビションのフィナーレの時に、安藤美姫さんが隣にいたテンくんのこの衣装に興味津々で「この衣装どうなってるの??」と訊いているらしき様子が映っていたのを思い出します😊
デニス・テンとスケートカナダ
前回に続き、デニス・テンくんが出場したグランプリシリーズの演技を振り返るシリーズ第2弾。今回はスケートカナダ。
スケートカナダには2009、2011、2012年の計3回出場。
その中から今回は2009年の動画をご紹介します。
ショートは「シング・シング・シング」、フリーは「パソドブレ/アランフェス協奏曲」、いずれもタチアナ・タラソワ氏振付。
(ニコニコ動画のしか見つからなかったので、コメントを表示したくない方は非表示にしてご覧ください。)
ショートは3位。シニアに上がって2戦目にして、なかなかの快挙。16歳の少年らしい溌剌とした演技に観客も盛り上がっている様子。
が、フリーはジャンプがなかなか決まらず9位、総合7位と大きく順位を落としてしまいます。その後、2014年までグランプリシリーズのメダルへの険しい道のりは続くのでした…。
ジュニア・シニア掛け持ち時代はフリーで順位を大幅に落とすことが多かったテンくん。他のシニア選手に比べると年齢が若くスタミナ面でまだ弱かったというのもあるのでしょうが、フリーはジュニアとシニアの両方のプロを練習する必要があったというのも影響しているのかな、と思います。
しかし、ジャンプが決まらずとも見ごたえのある演技ができるのはさすが。
ショートプログラムでは元気いっぱい踊りまくりで「こんなこともできるよ」とばかりに質の高いエレメンツを次々に披露。対照的にフリーは落ち着いて品のある演技を見せてくれます。
この頃のテンくんはひたすら可愛らしく、でもちょっと格好つけてて…やっぱりデニス・テンの演技は最高だな、とまたまた動画をリピートするのでした。
デニス・テンとスケートアメリカ
グランプリシリーズが始まりました。
デニス・テンくんは2009年シーズンからグランプリシリーズに参戦。
アメリカ、カナダ、ロシア、中国、フランス、日本、すべての大会に出場してきました。
その中でも最も多く招待されたのがスケートアメリカ。
2010、2011、2013~2016年、計6回。とはいえ、そのうち2013、2016年は怪我で欠場しているので、出場は4回です。
テンくんはグランプリシリーズ出場9年間のうち欠場したのはこのスケートアメリカの2回のみ、フリーで5回も転倒したのも2010年のスケートアメリカ…てな具合で、いまいち実力を発揮できないことが多い大会でもありました。
とはいえ、毎回素晴らしい演技で楽しませてくれました。
今日は、その中から2011年のスケートアメリカの演技動画をご紹介します。
ショートはラフマニノフ「幻想的小品集 第1曲悲歌」、フリーはピアソラ「アディオス・ノニーノ」、ともに振付はローリー・ニコル氏。
当時18歳。この時期のテンくんは体型変化も落ち着いてきて、キャロルコーチのもとスケーティング技術も向上。のちにロシアンスタイルと北米スタイルのいいとこどりと評されるデニス・テンスタイルがはっきりと見えるようになるのはこの頃から。
演技スタイルはすっかりシニアの選手になったものの、アップになった時の顔の表情はまだあどけなさが残っていたり、そのアンバランスさがこの時期のテンくんの演技の魅力にもなっていると思います。
そして、エキシビション。おそらくシニアの主要大会で初めてのエキシビション。
それが当ブログで何度もご紹介している「ニュー・シネマ・パラダイス」(ステファン・ランビエール氏振付)です。
身体全体を使った躍動感あふれる情熱的な演技は何度見ても圧巻。エキシビションに招待されたくさんの観客の前で演技ができることが誇らしくて嬉しかったんだろうな、というのが表情から伝わってきて、見ているこちらも幸せな気持ちになります。
そして、また動画をリピートするのでした…。
テン・テンの日
今日は10月10日、テン・テンの日。
ということで、デニス・テンくん関係で何かご紹介できる動画ーできればあまり知られていないかわいい動画ーがないか探してみたところ、ありました!
昨年の“Stars On Ice China”で男性スケーター5人により披露された“The Walker”。
ジェフリー・バトルさん、エリック・ラドフォードさん、チャーリー・ホワイトさん、ジェレミーアボットさんというプロフェッショナルな先輩スケーターとともに張り切って滑る姿が初々しくてかわいい。
怪我を抱えながら5試合出た後の長距離移動でコンディションは決して良くなかったでしょうが、軽快なリズムに合わせて楽しそうに踊る姿からはそんなことは感じられません。
リフトされる前の若干不安気な表情もかわいいのでぜひご注目を。
…ブログUPする前に日付変わってしまいました😨
「いい国つくろうデニス・テン」~デニス・テン「建国」へ
お久しぶりです。
ただいま放送中のJSports「2015年四大陸選手権男子フリー」再放送を見ながら、久しぶりの更新です。
(ブログを通してお伝えしたい情報などは山のようにあるのですが、どうしても文章化する気になれず、放置してしまっていました。更新を楽しみにしてくださっている方がもしいらっしゃったなら申し訳ないです。)
さて、ご存知の通り、2015年四大陸選手権はデニス・テンくんがショート・フリーとも1位で金メダルを獲得した大会です。
以前から、その醸し出す雰囲気からスケートファンから「殿下」と呼ばれていたテンくんですが、この大会で圧倒的な演技で優勝、しかもフリープログラムがシルクロードをテーマにした曲だったこともあり、「殿下、建国してー」「いい国つくろうデニス・テン」なんてフレーズがちょっと流行ったりしました。
そこで、今日は2014‐2015年シーズンのデニス・テンくんがフリープログラム「『New Impossibilties』より」を通して「建国」するまでの歩みをご紹介しようと思います。
シーズン初戦は9月のネーベルホルン大会…の予定で現地入りもしていましたが、急性胃腸炎で棄権…。
ということで初戦となったのは10月のスケートアメリカ。SP冒頭で派手に転倒し怪我が心配されましたが元気な姿でFPに出場。豪華な装飾の衣装が話題になりました。SP、FPとも4位、総合4位。
2戦目は11月エリック・ボンパール杯。
GPシリーズで初めてSP1位で迎えたFP。4T-3Tを軽やかに決めて「このまま優勝か」と一瞬思いましたが、そのあとは…うーん、やっぱりシーズン前半はなかなか調子が出ない、いつものテンくんでした。でも、総合3位で初めてのGPSメダル獲得!
3戦目は12月、幻のゴールデンスピン。
なぜ幻かって?…映像がないのです…。
SPは自己ベスト更新の演技で1位、FPは2位、総合1位。
演技見たかった…。
そして、4戦目。2月に韓国で行われた四大陸選手権。
SPもFPも自己ベストを大幅に更新し、2位と大差での金メダル。
ISUフィギュアスケートチャンピオンシップの大会で初めてカザフスタンの選手が頂点に立ちました。
まさに「建国」の瞬間!
そして、3月の世界選手権。SPは音響トラブルの影響もあったのか転倒もあり3位。
FPはミスはありながらも勢いのある演技で1位、総合3位。
四大陸選手権の時より世界選手権の方が演技に余裕があって、個人的には世界選手権の時の演技の方が好きです。
あらためて動画を見て、今さらですがデニス・テンってスケートめっちゃ上手いな、と思いました。
Denis Ten and Friends 2018-ショーのあとに
デニス・テン&フレンズショーのあとの出来事について。
ショーの後、事前に予告されていた「外国人観客へのプレゼント」がもらえるらしい&テンくんに会えるかもしれない、ということで、ガイドさんに連れられリンク内の関係者出入り口付近に向かいました。
すると、すでに日本人らしき観客がテンくん、ハン・ヤン選手、織田信成さんら出演者と写真を撮っている最中でした。遅れて行った我々がそこに入りこめる雰囲気ではなかったため、様子を見守っていると、やがてテンくんも他の出演者もみんな控室へ戻ってしまいました。
「え?もう会えないの」「プレゼント渡したかったのに残念…」という雰囲気のなか、ガイドさんが入り口付近の警備スタッフと話をしてくださったところ、「ここでそのまま待っていて」とのこと。
しばらくすると(かなり長い時間に感じましたが)、突然扉が開き、スタッフに囲まれてテンくんが現れました。そして、放送局の取材が始まりました。
【取材に応じているテンくん】
取材が終わると、待っていたファンが次々にテンくんに近づきプレゼントを渡したり、写真を撮ったり。ガイドさんに「遠慮してたらダメよー」と言われ、その流れに何とか入り込みました。
たくさんの方が待っているので時間を取らせては申し訳ないと思いながら、プレゼントを渡し「スペシャルなショーをありがとう」と伝えると、テンくんの表情がぱっと明るくなり「Oh,Thank you!」と優しい笑顔で答えてくれました。
そして、写真を撮らせてもらったのですが、スマホのカメラ機能がすぐに立ち上がらずちょっとモタモタしてしまいました。時間を取らせて申し訳ない、と思うと余計焦ってモタついてしまったのですが、その間もテンくんは穏やかな表情で待っていてくれました。
写真はテンくん単独のものを1枚撮らせてもらうだけのつもりでしたが、その場のノリでつい2ショット写真まで撮ってしまいました。(撮影して下さったスタッフの方、ありがとうございます。)
自分の写真なんて撮っても仕方がないので、旅行に行っても自分の写真は撮らないようにしているのに…。
ちなみに、ここ1年間で自分が写っている写真は台湾でのアブザル選手との2ショ写真とこの時のテンくんとの2ショ写真のみです、多分。なかなかレアでしょ😏
さて、写真撮影&サイン会状態の中、テンくんのお母さんとスタッフの方がTシャツとパンフレットを持ってやってこられました。外国人観客へのプレゼントです。スタッフの方が声をかけて回っていましたが、残念ながら配られる前に帰られてしまった方もいらっしゃったようでした。
【お土産にいただいたスタッフTシャツとパンフレット】
さて、翌日。
夕方までアスタナ市内を観光し、空港へ。
手続きを済ませて振り向くと、一緒にいたツアーメンバーの方々が何かに注目している様子。見ると、何とテンくんの姿が。
ショーの関係者と思われる方を空港まで送ってきて、お話をしているところでした。
その後、その一緒にいらっしゃった方の見送りを終えたテンくんに「デニスー!」と呼びかけると我々の方へ近づいてきてくれました。そして、写真を撮らせてもらったり少し話をしたり。
最後に「また(カザフスタンへ)来てね」というようなことをテンくんが言ったので、「ってことは、来年もショーがあるってことだよね?」「また来なきゃ!」なんて近くにいた方と盛り上がったのでした。
【空港で偶然会ったデニス・テンくん】
今回のカザフスタンへの旅では、「現地でデニス・テンを見るのは初めて」という比較的最近ファンになった方、スケート観戦歴が長く情報に精通している方、中央アジア文化への興味からテンくんのファンになった方など、色んな方とお話しする機会がありました。共通しているのはみんなデニス・テンのことが大好きだということ。
ツアーでご一緒した皆さま、会場でお会いした方々、日本語ガイドさん、その他お世話になった皆さま、ありがとうございます。
そして、ショーの出演者・スタッフ・関係者の皆さま、何より主宰者デニス・テンくん、世界一素敵なショーを本当にありがとうございます。
Denis Ten and Friends 2018 ⑥
デニス・テン&フレンズショーから2か月以上が経ってしまいました。
ふと気づくと、行こうと思っていたイベントも全て終わっており(7月の豪雨で会場が水没し中止になったものもありますが)、応募するつもりだったプレゼント企画も終了し、買うつもりだった物も店頭から消えていました…。
時間が経つのは早いですね。
ってことで、なかなか進まないデニス・テン&フレンズショーのレポ、ようやくフィナーレまでたどり着きました。写真をたくさんUpしますのでちょっと長くなりますが、お付き合いくださいませ。
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フィナーレは、今回も全員が民族衣装を身に着けて登場。
衣装は2014年バージョンで女性スケーターに帽子が追加されたもの、音楽・振付はほぼ2015年のものですね。
カザフスタンで実際に販売されている民族衣装、民族衣装をまとった民芸品などを見るに、このフィナーレの衣装はカザフスタンの民族衣装としてスタンダードなデザインのようです。
この衣装、人種・民族を問わず意外と誰にでも似合うんですよね。どのスケーターさんもよく似合っています。
中でもよく似合っていたのがチェ・ダビン選手。可愛い♡
2人ずつのペアでの民族舞踊的な振付をこなす皆さん。左からカロリーナ・コストナー選手、ジェレミー・アボットさん、エレーナ・ラジオノワ選手、テンくん。
中央のマリー=ピエール・ルレイさんとハン・ヤン選手の組み合わせがなかなか新鮮。右端はアリオナ・サフチェンコ選手とブルーノ・マッソ選手。
ハン・ヤン選手、慣れない手つきながら女性のサポート頑張ってます。
素敵な笑顔で滑るケイトリン・ウィーバー選手とアンドリュー・ポジェ選手。
おっと、テンくんが目の前に!
アリオナ・サフチェンコ選手とブルーノ・マッソ選手。
躍動感あふれるエレーナ・ラジオノワ選手。下ろした髪がいい感じ。
目の前でポーズをするジェレミー・アボットさん。綺麗なお顔立ちにしばし見とれてしまいました。
みんなに囲まれセンターでスピンするテンくん。
最後にご挨拶。
その後、1人ずつ名前をコールされ、それぞれ一芸を披露。まずは超可愛いダビン選手。
ずっと楽しそうだったハン・ヤン選手。
アクロバティックな演技で観客を盛り上げるOleksandr Liubchenko &Jean-Denis Sanchis組。
謎の踊りで盛り上げる織田信成さんとアンドリュー・ポジェ選手。
そして、オーケストラの皆さんに拍手。カロリーナ・コストナー選手は拍手の仕方もお上品。
写真撮影のために全員集合。
撮影後、チェ・ダビン選手をねぎらうテンくんと、隣で盛り上がってる男子3人組。
フィナーレで特にテンションが高かったのが織田信成さんとハン・ヤン選手。お2人の楽しそうな様子をご覧ください。↓
大盛況のうちに終わってほっとした表情のテンくん。
楽しいショーをありがとう。
動画もUPしました。低画質ですが雰囲気はわかると思いますので、良かったらご覧ください。
Denis Ten and Friends 2018 ⑤
ご無沙汰しております。
随分間が空いてしまいましたが…とりあえず、編集中のまま放置していた「 デニス・テン&フレンズ」のレポートの続きを投稿します。
が、レポートといっても、はほぼ写真UPのみです。(手抜き…😅)
なお、出演者によって掲載写真の枚数に差がありますが、これは筆者の撮影技術不足によるもので(ピント合ってなかったり、タイミング悪くて微妙なお顔だったり…)、各出演者への関心度等によるものではないことをあらかじめお断りしておきます。
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さて、後半はオーケストラの生演奏による演技(全員が生演奏ではなかったですけど)。
まずは、チェ・ダビン選手。
織田信成さん。
エレーナ・ラジオノワ選手の時にはちょっとしたトラブルが。
ピアノ生演奏に合わせて演技をしていたのですが、途中からスピーカーのトラブルなのか音が聞こえなくなりました。
すると、トラブルに気づいた観客から応援の意を込めた拍手や声援が…。何事もなかったかのように演技を続けるラジオノワ選手にさらなる拍手が…。最後の方で音が復旧しましたが、演技と音があっていたのはさすが。全く動揺を見せなかったラジオノワ選手に感服。そして、拍手と声援で盛り上げた温かい会場の雰囲気にも感動しました。
ハン・ヤン選手。
ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ組。
Oleksandr Liubchenko &Jean-Denis Sanchis組。
ジェレミー・アボットさん。
カロリーナ・コストナー選手。
アリオナ・サフチェンコ&ブルーノ・マッソ組。
昨シーズンのフリープログラムを生演奏で見られるなんて、貴重な機会でした。
そして、最後に登場したのは、我らがデニス・テン!
昨シーズンのフリープログラム「SOS d’un terrien」。
カザフスタン出身の歌手ディマシュ・クダイベルゲン氏の歌う曲を使用したこのプログラムに対するテンくんの思い入れは特に強く、オリンピックに向けて音源も特別に編集していただけに、オリンピックでフリーに進めなかったことはとても悔しかったでしょう。
そのプログラムを、彼を応援するカザフスタンの観客の前で披露している、その現実だけで胸がいっぱいになりました。
いつも丁寧な演技のテンくんですが、いつも以上に心を込めて丁寧に滑っているように見えました。
オリンピック後スケートの練習はしばらく休んでいて、練習を再開してから1か月少々、しかも毎日ショーの準備やイベント出演で超多忙だったにもかかわらず、ここまでの演技ができるなんて、テンくんは本当にスケートが好きなんだな、と思いました。
動画UPしましたので、良かったらご覧ください。
演技の後に、テンくんからご挨拶。
(↓熱唱しているように見えますが、ご挨拶です。)
この後は、フィナーレ。デニスショー恒例の民族衣装を身に着けてのプログラム。
とりあえず、あと1回このシリーズにお付き合いくださいませ。