デニス・テン ドキュメンタリー"Underneath the Ice”
以前、インタビュー記事でテンくんのドキュメンタリーフィルムが撮影されているという情報がありましたが、本日、韓国で放送されました。
テンくんからも告知がありましたが、直前すぎて見逃した方もいらっしゃるかと思いますが、再放送もあるようなのでご安心を。2月11日24:40からKBS2TVで放送予定。
が、それまで待てないという方のために、画質は若干不安定ですが、動画をUPしましたので、良かったらご覧ください。
(冒頭2秒ほど切れていますが、ご容赦ください。)
子どもの頃の映像や家族での食事風景、振付指導の様子など貴重な内容盛りだくさんです。まさに、デニス・テンファンのためのドキュメンタリー。
撮影関係者および放送関係者のみなさま、ありがとうございます。
2018四大陸選手権行ってきました②
今回の四大陸選手権で特に印象に残った演技について、思いつくまま記していこうと思います。ただし、地上波で放送されなかったと思われる演技中心ですので(しかもかなり偏ったセレクト)あしからず。順不同。
【ケイトリン・ホワイエク&ジャン=リュック・ベイカー組 FD】
冒頭から「これは来るな」と思わせるいい意味での緊張感を感じる気合の入った演技でした。このプログラムは音楽も振付も涙腺を刺激します。3階席から見ても2人の表情がよくわかりました。素晴らしい時間をありがとう、そんな演技でした。キスクラ席へ向かうベイカー選手のはしゃぐ様子が可愛かったです。
【マーク・ウェブスター SP】
すみません、これまで存じ上げておりませんでした。オーストラリアにこんな魅力的なベテラン選手がいらっしゃったとは!兵隊風衣装で登場した6分間練習の時から個性的な風貌に目が釘付けに。音楽が鳴り「ああ、この衣装はくるみ割り人形だったのね」なんて思っていたら、個性的なマイムを織り込んだ演技に一気に引き込まれました。が、映像だといまいち現地で感じた強烈なインパクトが伝わらない…。コンビネーションジャンプがノーカウント扱いだったこともあり得点伸びず。残念。
【曹 志禕 SP】
地元台湾代表曹選手、ついに地元大会で3A決めました!相変わらず、地元で大人気です。毎年確実に上達しているので、来季の活躍も楽しみです。
ちなみに、会場内には曹選手応援コーナーもありました。
【アイザ・マンベコワ FP】
マンベコワ選手がついにシニアのチャンピオンシップデビュー!JGP時代から成長ぶりを見守っていたので感激。夏ごろ足を骨折していましたが、華麗に復帰。カザフ期待の星。オリンピックもがんばって!
【アブザル・ラキムガリエフ FP】
みんな大好きアブザル先輩!と思っていたのに、台湾ではネームバリューがないのでしょうか…観客の反応が薄くちょっと寂しかったです。ほとんどの選手が掲載されていたパンフレットにも写真なかったですしね…。演技前にエッジについた氷を丁寧に払う姿はお約束。これがないとアブザル選手じゃない。4Sにも挑戦、久しぶりのチャンピオンシップでしたが頑張りました。
【ケヴィン・レイノルズ FD】www.youtube.com
この演技が現役最後となるレイノルズ選手。もうとにかく素晴らしかった。地上波でも演技とインタビューが放送され、反響が大きかったようですね。ファンの方もたくさんいらっしゃっていました。
ちなみに演技後は会場の外でサイン&写真撮影会状態。2年前も試合前にも後にも笑顔でファンサービスされているのを見かけましたが、今回も同様に1人1人に丁寧に対応されていました。(自分も1枚撮影させていただきました。ありがとうございます。)一部始終を見ていたわけではないのですが、おそらく1時間半以上は対応されていたのではないでしょうか?本当にお疲れさまでした。
【グラント・ホックスタイン FP】
同じく現役最後の試合になると思われるホックスタイン選手も、大きなミスなく最高の演技でした。壮大な音楽に合わせ、爽やかな笑顔で演技をするホックスタイン選手を見てたら、思わず涙が出てしまいました。国際大会で活躍するようになるまで長かったですけど、最後にこういう演技ができるのは本当に幸せなことだと思います。個人的に今回のハイライトでした。
【エラッジ・バルデ FP】
バルデ選手もこの試合が最後になると思われます。ショート、フリーとも少し前まで脳震盪でスケートができない状態だったとは思えない会心の演技でした。
エキシビション後にバルデ選手をお見掛けしたので、声をかけさせていただいたところ、満面の笑顔でとても感じ良く応じていただきました。バルデ選手も大好きな選手の1人だったので、来季から寂しい…。
そして、我らがデニス・テン。
【デニス・テン SP】
【デニス・テン FP】
ショートはまずまずまとめたと思ったのですが、TES大幅に下がりました。4Sは今回もURを通り越してDG。今季だんだん構成を上げているはずなのに、評価がどんどん下がっていて悲しい…。テンくん、負けずに頑張って!
フリーのツイズルで観客から自然に拍手が起こったのは快感でした。
そのほか、印象に残った選手たち。
【オーストラリア選手団】
世界選手権では枠の関係で出場人数の少ないオーストラリア選手ですが、毎年四大陸選手権には多くの選手を派遣して大会を盛り上げている印象です。特に今回は、アンドリュー・ドッズ選手がアイスダンスとシングルの掛け持ちで、同日にFDと男子SPの演技をこなすという鉄人ぶりを発揮。しかも、パートナーがシャンテル・ケリー選手。シングルからの転向?ドッズ家とケリー家はオーストラリア選手団に欠かせない存在ですね。
【カナダ男子3人】
女子の演技の時、客席にカナダ男子シングル選手が3人並んで座って応援しているのが見えました。ナム選手がぬいぐるみをリンクに投げるも届かなかったり、バルデ選手がラーメン食べていたり、オリンピック代表には残念ながら選ばれなかった3人が大会を楽しんでいる様子に癒されました。
【中国男子2人】
久しぶりに見たハン・ヤン選手の3Aは圧巻。ボーヤン・ジン選手のクワド連発はただ唖然。
【日本選手団】
日本女子3人で表彰台独占!3人ともそれぞれ失敗できないプレッシャーがあったと思いますが、3人とも強かった。
さらに、男子2位の宇野選手、表彰台まであと少しだった田中選手、ジャンプミス以外は良かった無良選手、初表彰台の村元・リード組など、日本選手の活躍が目立った大会でした。
【エリザヴェート・トゥルシンバエワ選手】
フランス杯の時には軽々とジャンプを跳んでいたのに、今回はジャンプがどれもこれも微妙で何かおかしい。と思ったら怪我をおして試合に臨んでいたそうです。辛そうなのに辛そうな顔は見せず演技する姿に心を打たれました。
テンくんもトゥルシンバエワ選手も、タイミング悪く怪我で不調の中オリンピックに挑むことになりますが、本番までに少しでも怪我が癒え持っている力を発揮することができますように。もちろん2人だけでなく、オリンピック出場予定のすべての選手が良い状態で本番に臨むことができることを願っています。
2018四大陸選手権行ってきました①
行ってきました、四大陸選手権。
台湾から帰国して3日ですが、日本が寒すぎて既に台湾が恋しい今日この頃です。
今回はスケジュール都合により残念ながら全選手の演技を見ることはできませんでした。
しかも、男子ショート以外は見事に最後列付近の座席でした…。
(チケット販売(無料)開始が平日の昼間だったため、仕事が終わるころにはいい席は残っていなかった…。)
チケットは当日の11時までに現地で発券する必要があったのですが、現地到着は25日12時予定😨ということで、男子ショートについては事前に業者に手配をお願いし、アイスダンスフリーは当日券(3階席)で観戦したのでした。
と、観戦環境はかなり残念だったのですが、結果的にはとても充実した3日間を過ごすことができました。
【2年ぶりの台北アリーナ】
【アリーナから見える景色(2年前より空気がきれいになったような気がしますが、季節が少し早いからでしょうか?)】
2年前とほぼ同じ印象の会場ですが、唯一気になったのはボランティアスタッフが減ったこと。日の丸バッジをつけた日本語スタッフも見当たらなかったような。
もちろん、今回のボランティアスタッフさんも少ないながら、誠実にお仕事されていました。感謝。
前回は会場内での写真撮影は禁止されていて、違反している人がいればスタッフがすぐに注意をしていました。ところが、今回は注意されている姿をほとんど見ることがなく、OKなのかNGなのか、最後までよくわかりませんでした。(脚立を使って本格的なカメラで撮影している方はさすがに注意されていましたが。)
OKなのかどうかわからない上に、座席が後ろ過ぎるので撮影は断念。ま、その方が観戦に専念できますしね。
さて、今回は前回できなかったことのリベンジを試みました。
それは、リンクへの投げ込みです。「そんなの、投げればいいじゃん!」って思われるでしょうが、台北アリーナでの投げ込みは実はなかなか難易度が高い!
他の会場に比べ、客席とリンクがやたら遠いため、最前列から投げても客席とリンクの間の通路に落ちてしまうことが多く、下手するとジャッジの後頭部やパソコンを直撃してしまうことも。
前回はそんな様子を見て、一緒に見ていた方とも相談の上、持って行ったぬいぐるみは投げることなく持ち帰ったのでした。
が、今回再びチャレンジ!
合計5個のぬいぐるみを用意しました。
結果…リンクに届いたのは1個。成功率20%…。
宮原知子選手に投げた小ぶりのパイナップルのぬいぐるみだけでした。
フリーの時にテンくんに投げたぬいぐるみはカメラマンの後頭部を直撃しましたね…。カメラマンの方、大変申し訳ございませんでした。
恥じらいを捨てて、最前列まで走って行って投げたのにこのありさま…。
(そういえば、ナム選手も女子選手に投げてましたが、なかなか届いてませんでしたね。)
もし、また台北アリーナで観戦することがあれば、事前にぬいぐるみを遠くに投げる練習をしてから臨もうと思います。(つづく)
2018四大陸選手権観戦情報
四大陸選手権が近づきました。
会場は2014年・2016年の時と同じ台北アリーナ。
今回初めて台北アリーナでの観戦を予定されている方もいらっしゃると思いますので、現地観戦した一昨年のことを思い出しながら、会場周辺情報などを紹介しようと思います。
台北アリーナは、市内中心部に近く、MRT「台北小巨蛋」を出てすぐというアクセスの良い場所にあります。
アリーナの向かいにはオフィシャルホテルがあるため、会場に向かっていると選手や関係者にかなり遭遇します。
オフィシャル以外にも徒歩圏内にホテルがたくさんあります。その他、飲食店、銀行、コンビニ、ドラッグストアなど、必要な店舗は一通り揃っています。
【コンビニに並ぶ見たことのある商品の数々…】
ドラッグストアには、日本製の日用品もあるので、持っていくのを忘れたり不足したりしても心配無用。カイロも置いていましたよ。
アリーナすぐ近くにある「微風南京」は飲食店やアパレルなど様々なショップが入っていて、とても便利。ユニクロや無印良品も入っているので、着替えが足りなくなっても調達できます。フードコーナーもおすすめ。
台湾のお茶やパイナップルケーキなどを置いてある店もあるので、お土産もこちらで調達できます。
【おこわとスープと副菜のセット】
https://www.breezecenter.com/branch/list?branch_id=005
台北は温かいのでドリンク店もたくさんあります。アリーナ近くにあるドリンクチェーン「50嵐」で、「養楽多緑(ヤクルト緑茶)」なるものを買ってみました。(普通のドリンクももちろんあります。)
そういえば、コンビニに置いてあったヤクルトは日本のものの2倍以上ありそうな大きな容器でした。台湾の方はヤクルト好き?
【50嵐のヤクルト緑茶(ヤクルト In 緑茶、想像通りの味)】
テンくんの大好きなスターバックスも周辺に何店舗かありました。棄権したテンくんを思いながらスタバの前を通っていると、見覚えのある男性が店の外から店内の様子をうかがいながらウロウロし、その後ゆっくりと入っていくのが見えました。
その男性はフランク・キャロルコーチ。キャロルコーチもスタバ好きなのでしょうか?
さて、会場のアリーナについて。
会場内は飲食・撮影禁止。
座席の場所にもよりますが、割と寒かったです。
会場には、ボランティアスタッフがたくさんいらっしゃって、親切に対応していただきました。おそらく、今回も日本語のできるスタッフや日本人のスタッフがたくさんいらっしゃると思います。
【入口付近貼ってあった滑走順やスケジュールを書いた紙にも「男子フリー滑走順」との文字が…】
結論。
アリーナは便利な場所にあり、周辺には夜遅くまで開いている飲食店もありますし、コンビニもあります。ホテルの従業員や店のスタッフには日本語を話す方も多いですし、会場にはたくさんボランティアスタッフがいて親切に対応してくれますので、安心して現地に向かいましょう。
「デニス・テン」呼称問題
突然ですが、「デニス・テン」という名前は短く覚えやすい名前だと思いませんか?
が、残念ながら、間違って覚えている方やなかなか覚えて下さらない方もいらっしゃいます。
《間違い例1:デニス・デン》
(同僚から「デンくん、最近調子はどうですか?」と聞かれました。Twitterのアカウントがtenis_denだからか、スケートファンの方でもたまに間違えてる方を見かけます。)
《間違い例2:テン・チャン》
(友人から「応援してるのってカナダのテン・チャン選手だっけ?」と聞かれました…。もしかして、「テンちゃん」って言ってるのを誤解した??)
《間違い例3:ジャルジャルくん》
ロシア語圏の選手の中では一番覚えやすい名前だと思うので、みなさん間違えないで覚えてくださいね。
ところで、このブログを始める際、テーマである「デニス・テン」氏をどう呼ぶべきか、悩みました。よく見かけるのは、
①デニス
②テンくん/テン君
③テンちゃん
④殿下
その他、テンさん、テン様、テンテン、デニテン、D10 etc...
といったところでしょうか。
上記の中でも特によく見かけるのは①と②。
①の「デニス」を用いるのが、おそらく一番適切かつ無難。ソチ以前からのファンは「デニス」と呼ぶ方が多いように思います。
が、ラトビアのデニス・ヴァシリエフス選手とちょっと紛らわしい…。
ということで、スケートファン内で一番広く用いられていると思われる「テンくん」を採用しました。(ちなみに「テン君」じゃなくて「テンくん」にしたのは、「テンくん」の方が可愛い感じがするからです。)
Mini Denis も平昌に?
平昌オリンピックまであと1か月。Mini Denisも楽しみにしているようです。www.instagram.com
ここ数日、なぜかストロベリーチョコがトッピングされたドーナツが無性に食べたくて、特にドーナツ好きでもないのにどうしたんだろう?なんて思ってたのですが、この写真を見て原因がわかりました。
Mini Denisの被っている帽子にプリント(刺繍?)されているスケート靴を履いたドーナツ、このキャラクターは数日前に投稿された写真でMini Denisが着ているパーカーにもプリントされてました。
Mini Denisの投稿内容もユニークですが、コメントへの返答も気が利いていて面白い!
なお、Mini Denis誕生に至るいきさつや今後の展開などについては、Mini Denisのインスタのヘッダーでも紹介されているこちらの記事をご覧ください。
http://telegra.ph/Cartoonish-Denis-Ten-appears-on-Instagram-01-03
2018四大陸選手権エントリー情報
1月24~27日に開催される四大陸選手権のエントリーが発表されています。(一部まだ派遣選手の決まっていない国がありますが。)
http://www.isuresults.com/events/fsevent03111493.htm
カザフスタン勢は予想通り、男子はデニス・テンくんとアブザル・ラキムガリエフ選手、女子はエリザベート・トゥルシンバエワ選手とアイザ・マンベコワ選手の4人。
テンくんもアブザル選手も四大陸選手権には毎年エントリーしています。(確か2015年の放送で、アブザル選手は8年連続最多出場、と言われてました。ちなみに、ブレンダン・ケリー選手が今回で8年連続出場となるようです。)
過去2年は2人とも怪我や調整のために直前にエントリーを棄権・取消していますが、今年は出場するような気がします。
今年の四大陸選手権はカザフ選手以外にも応援している選手が多数出場するような気がしたので、事前に一応チケットは確保しておきました。(無料ですし。)
四大陸で見られるといいな、と期待していた選手の一人はアメリカのロス・マイナー選手。ノーブルかつ透明感ある雰囲気で、スケーティング技術に定評のある正統派スケーター。
全米選手権で5位くらいに入って四大陸に派遣されないかな、と思っていたら、何と2位!文句のつけようのない素晴らしい演技でした。
これなら四大陸どころかオリンピック行けるのでは??と期待しましたが、残念ながら代表には選ばれず、しかも補欠2番手…。
いまだ気持ちの整理がつきませんが、とりあえず、四大陸でマイナー選手の演技が見られることを楽しみにしています。
テンくんもようやくルッツが跳べるくらい回復したようですし、出場する選手の皆さんすべてがうまく調整していい演技ができますように
フランス行ってきました!⑤
全米選手権の結果と代表選考を見て色々思うところのある今日この頃ですが、とりあえず、昨年のフランス旅のつづきをさっさと終わらせます~。
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3日目は午後からエキシビション。
そこで、それまでの時間を利用して、同じホテルに宿泊されている方と一緒にバスティーユ城塞へ行くことにしました。
ちなみに、この方は昨年もフランス杯にいらっしゃったそうで、その時に親しくなった方もテンくんファン、今回一緒に行動することになった人(私)もテンくんファン、さらに、会場で隣の席だった日本人の方もテンくんファン…。「会う人会う人、みんなテンくんファンなんだけど(苦笑)」と言われました。(ちなみに彼女は日本人選手目当て。)
確かに、テンくん目当てらしき方多かったですね。PIW日光公演でお見掛けした方も多々いらっしゃってましたし、ドイツにお住まいのテンくんファンの方ともお話しする機会がありました。(ファン多いみたいなので、テンくんの演技をカットしないで放送してください、テレビ局の方~!)
ってことで、バスティーユ城塞へ。
バスティーユ城塞へ向かうロープウェイ乗り場は予想外の行列ができていましたが、待ち時間30分弱で乗ることができました。
乗り心地はまずまず快適。中から外の景色がよく見えます。
10分ほどで到着。市内が見渡せる好ロケーション。
と、一応観光気分も味わったところで、エキシビションへ。
印象に残った選手などはまた改めて記そうと思いますが、とりあえず、マリア・ソツコワ選手がとにかく可愛いかったです。そして、グルノーブルのお客さんたちは盛り上げるのが上手!
さて、エキシビションの後、前述の同じホテルの方+当日知り合った日本人の方2人と一緒に食事に行きました。実は我々が泊まっていたホテルの周辺の飲食店は、試合が終わってホテルに戻る時間にはほぼ閉店していたため、夕食をまともに食べる機会がなく、3日目にしてようやくレストランでの食事にありつけたのでした。
ご一緒した方のうち1人はペアのファン(特にヴァネッサ・ジェームス &モルガン・シプレ組)の方でしたが、今回の1番のお目当てはシャフィク・ベセギエ選手だったそうで、直前の棄権となったことを心配されていました。(その後、回復して試合にも復帰しているようで安心しました。)
(ちなみに、隣のテーブルにはニコライ・モロゾフ氏がいらっしゃいました。)
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翌日は早朝にホテルを出てリヨン空港へ。
手続きを済ませてくつろいでいると、出場していた選手たちが続々とやってきました。
ケイトリン・ウィーバー選手、アンドリュー・ポジェ選手、ディラン・モスコビッチ選手、ガブリエラ・パパダキス選手、ギヨーム・シゼロン選手、オレクセイ・ビチェンコ選手、ミーシャ・ジー選手etc...
多分、みなさんパリまで同じ便だったと思われます。
パリ=シャルル・ド・ゴール空港内でのシャトルバスではアイスダンス選手たちに囲まれるような場所に立ってしまい、目の前にはシゼロン選手!という何だか落ち着かない移動でした。
さらに、乗り継ぎ時にはミーシャ・ジー選手と向かう方向が同じだったようで、彼の後ろをストーカーのようについて回ることに。歩くスピードが速いのでだんだん置いて行かれましたけどね。
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そんなこんなで、丸一日弱かけて帰国。
グルノーブルは遠かったです。正直、ちょっと不便です。でも、温かい人たちのいる街でした。遠くて、疲れましたけど、色んな人と出会えてとても有意義な旅でした。
次は…台湾!?
フランス行ってきました!④
翌日も朝からフリーの公式練習を見に会場へ。
この日のテンくんはジャンプがなかなか決まらずちょっと不安気な様子。
度々キャロルコーチのもとに戻っては指導を受けていました。不安そうなテンくんをキャロルコーチが力強く励ましている様子が、離れた席からもよく見えました。
【キャロルコーチとテンくん 手前はケヴィン・エイモズ選手】
さて、この日は女子・アイスダンスとペア・男子とでそれぞれ別のチケットが必要だったのですが、女子・アイスダンスの座席が何と「D10」でした!
ペア・男子の座席はお隣の「D11」でした。惜しい。
女子FPはとてもレベルの高い争いで、今回一番の見どころといえる内容でした。印象に残った選手など、また改めて感想を綴りたいと思います。
そういえば、ペアの時に場内でテンくんのお母さまとキャロルコーチをお見掛けしました。その時の雰囲気でテンくんの調子があまり良くないのかな、と何となく感じ、本番がちょっと不安になりました。
そして、男子FP。6分間練習でもあまり調子は良くなさそうでしたが、本番もクワドが決まりませんでした。転倒時に手を怪我したようですが、足にも負担がかかったのかもしれません。ツイズルで珍しくグラついたりしてましたし。
と、なかなか厳しい内容でしたが、キスクラでは笑顔も見えました。
でも、明日のエキシビションの出演はないだろう、と思うとちょっと残念。
(つづく)
フランス行ってきました!③
2017年も今日で終わり、ということで、放置していたフランス杯レポのつづき行きます。
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(前回→フランス行ってきました!② - デニス・テン応援ブログ)
毎年、フランス杯は観客少なめな印象ですし、今回はパリから遠く離れたグルノーブルでの開催ということで、観客がかなり少なめかと思ってましたが、ジャッジ側の席はかなり埋まってました。特定選手目当てというよりは昔からのスケートファンという方が多そうな雰囲気でした。
そういえば、通路にいた男性観客からいきなり「Japanese?」と尋ねられ、「海外観戦どの程度行っているの?グランプリシリーズやチャンピオンシップ全部見に行ってるの?」というようなことを聞かれました。グルノーブルまで来るぐらいだからかなり熱心なスケートファンだと思われたようです。実はグランプリシリーズ見に行くの初めてだったんですけどね、NHK杯も行ったことないですし。
さて、男子SP。
テンくんは第1グループに登場。昨年までジュニアだったケヴィン・エイモズ選手と同じグループなのが何だか新鮮。
どの選手にも大きな拍手で盛り上がっていましたが、フランス代表選手へはひと際大きな歓声と拍手。エイモズ選手、大人気でしたね
【選手紹介で他の選手に拍手するテンくん】アクリル板越しなので青みがかかってます…。
【Internationaux de France 2017 SP】
公式練習の時は綺麗に決めていた4Sで転倒してしまいましたが、それ以外は丁寧でスピード感もあっていい演技でした。改めて映像を見ると、転倒後の立ち上がりスピードがめっちゃ速いですね😲 (つづく)