テンくんの近況
テンくんが当初出場を予定していたロンバルディア杯が終わりました。
残念ながら、今年もシーズン初戦は必ず出場辞退(棄権)というジンクス通りになってしまいました。今年はプログラムの仕上がりも例年より早めで、いつもより気合が入っている感じだっただけにテンくんも悔しい思いをしてるでしょう。
そんな中、テンくんが久しぶりにインスタグラムを更新して、近況を伝えてくれました。
www.instagram.com(写真は全部で10枚あります。)
以下、テンくんのコメント(英語)をそのまま引用します。
August 10, on the eve of the ice show in Korea, an incident occurred, as a result of which I ruptured my ankle. 2 out of 4 most important ligaments of the joint were critically damaged. I still remember this sound of bursting soft tissues and sensation, or rather its absence, of a paralyzed joint.
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Thankfully, things are different now.
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But back then, I was hospitalized and am still in Seoul. I am not allowed to fly, because atmospheric pressure can aggravate the condition of the leg. But despite the injury, I was allowed to continue training under the supervision of specialists.
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As part of the course of treatment, we developed a training program that takes into account my unplanned injury and helps me maintain optimal physical condition until complete recovery.
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This is a very unpleasant experience, especially on the eve of a significant event - the 2018 Olympic Games. It's no secret that the last 2 years have been very difficult, largely due to problems of a physiological nature.
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But I do not lose optimism and I feel stronger day after day. Observing the daily progress, I hope to recover by the Rostelecom Cup.
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I would like to thank the Medical Center "Severance" for the care shown and the excellent service.
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And also the specialized hospital "UNITED", the rehabilitation center "HIM", which literally became a part of my family.
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With such a great team of professionals, I'm sure that in the near future I will return to the ice, and even better than before.
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Therefore, see you soon! :)
韓国のアイスショーの練習中に怪我(靭帯断裂)をしたこと、気圧の関係による怪我悪化の可能性があるため飛行機に乗ることができずソウルの病院に留まらなければならなかったこと、専門家のもとでトレーニングを続けることができていること、ロステレ杯までには回復したいと思っていること、そして医療関係者・リハビリ施設のスタッフらへの感謝の言葉などが綴られています。
怪我の痛みや今後への不安に加え、1か月以上にわたる慣れない韓国での生活(しかも旅の途中)という想定外すぎる事態にもかかわらず、写真のテンくんからは悲愴な雰囲気はなく、むしろ前向きで頼もしい雰囲気さえ漂っています。
テンくんがインスタを更新した翌日以降、リハビリ施設のスタッフがUPしたテンくんの写真に付けられたコメントなどを見ると、病院でのリハビリは終了して、氷上での練習ができる状態に戻ったのではないかと思われます。(ちなみに、上のテンくんのインスタへも関係者の方がコメントを寄せて下さっています。)
ロステレ杯まであまり時間がありませんが、無理せず焦らず十分に調整をして、また万全の体調で試合に臨めますように。
ユニバーシアード観戦記 その4 「男子ショートプログラム(2)」
かなり間が空いてしまったのですが、久しぶりにユニバ観戦記の続きいきます。
といっても、記憶も曖昧になりつつあるので、雑な報告記になりますが。
前回の記事はこちら↓
ユニバーシアード観戦記 その3 「男子ショートプログラム(1)」 - デニス・テン応援ブログ
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第3グループにはイタリア代表イヴァン・リギーニ選手が登場。欧州選手権の翌週にもかかわらず、欧州選手権の時のスコアを12点上回る良演技で暫定2位。
www.youtube.com改めてこの動画を見て、現地で見たリギーニ選手の観客を引き寄せる力と声援に応える演技を思い出し、再び感動しました。
どの選手も盛大な拍手と歓声で迎える観客ですが、地元カザフスタン選手やロシア選手のときにはひと際大きな拍手が起こっていました。リギーニ選手の登場時に大きな声援が飛び交っていたのは有名な選手だからかな、と思ったのですが、もともとロシア国籍だったからのようです。カザフスタン人は旧ソ連地域-特にロシアに対して同胞意識が強いそうです。
さて、第4グループ。本日の主役「カザフの英雄 デニス・テン」の登場。
このグループにはカザフスタンのジュニア選手アルトゥール・パニヒン選手もいるため、6分間練習からフィギュアスケートの試合では聞いたことがないような大声援。
【観客が見守る中無表情で黙々と練習するテンくん】
テンくんの演技スタート。いつもより慎重に4Tを決めると勢いに乗り3Lz-3Tは軽々と、3Aはやや着氷が危なかったものの大きなミスなく演技を終えました。結果は94.41点で暫定1位。
www.youtube.com続いてアルトゥール・ドミトリエフ選手。テンくんの演技のあとの盛り上がりぶりに動揺することなくノーミスの素晴らしい演技を披露し、暫定2位。
第4グループ最後に登場したのは地元のジュニア選手アルトゥール・パニヒン選手。初めての地元での国際大会、しかもシニアのトップレベルの選手と一緒の試合でずいぶん緊張したでしょう。冒頭のジャンプでミスはあったものの、その後は大きなミスなく堂々と楽しそうに演技を終えました。カザフスタン選手、プレッシャーに強い!
フリーには進めませんでしたが、JGPで最下位周辺だった1シーズン前とは見違える上達ぶりで今後が楽しみな選手です。
www.youtube.com第5グループには優勝候補、田中刑事選手が登場。
6分間練習の時からジャンプの調子が良さそうでしたが、本番も絶好調。89.05点という高得点で暫定2位。
【水を飲みながらコーチの話を聞く田中選手】
男子SP結果(上位8人)
2.田中刑事(日本)
3.アルトゥール・ドミトリエフ(ロシア)
4.アンドレイ・ラズキン(ロシア)
5.イヴァン・リギーニ(イタリア)
6.アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン)
7.アントン・シュレポフ(ロシア)
日野龍樹選手は9位、アブザル・ラキムガリエフ選手は11位。
川原星選手は23位。日本選手3人ともフリー進出決定。
どの国の選手にも、どんなレベルの選手にも熱い声援を送るとても温かい雰囲気の会場でした。日本人選手の時には「ガンバッテー」と日本語での声援も聞こえました。
隣の席だった方(偶然日本語の話せる方でした)が言うには、「カザフスタン人はエモーショナルピープル」だそうで、応援も本気でつい熱くなってしまうとのことでした。 (つづく)
インタビュー記事(WFS No.79)
ワールド・フィギュアスケートNo.79にデニス・テンくんのインタビュー記事が載ってます(p.69参照)。
タイトルは「デイヴィッド・ウィルソンの振付に挑戦」。
内容は、
・今季のプログラムについて
・振付師について
・髙橋大輔さんについて
・コーチについて など。
以下、記事の中で気になった内容を少し紹介。
「彼(振付師ブノワ・リショー氏)とはお互いにジュニア・グランプリに出ていたころからの知り合い」
ってことで調べてみたら確かに、2008年のJGP2戦とも同じ試合、さらに2007年と2009年には世界ジュニア選手権でも顔を合わせているようです。
また、浅田真央さんと髙橋大輔さんがカザフのショーをいい思い出だと語ったということに対して、
「大輔と真央なら、いつでも大歓迎。ぜひまた来てほしいな。」
第4回デニス・テン&フレンズショーの開催期待しています!
コーチについては現在モロゾフ氏だけでなくキャロル氏とも練習しているとのこと。
(現在のメイン・コーチは)「ぼく自身じゃないかな。(略)さまざまな人から違う何かを学ぼうと思ったら、ひとりのコーチと何もかも一緒にやる必要はないと思う。」
指導キャロル氏、振付ローリー・ニコル氏という安定コースで平昌オリンピックまで行くだろうという大方の予想を裏切り、昨季は振付・指導ともモロゾフ氏。EXプロではシェイ=リーン・ボーン氏振付の前衛的な作品にもチャレンジ。今季は新鋭リショー氏と王道ウィルソン氏の競技プロ。
しがらみにとらわれず、色んなコーチや振付師から影響を受けて、より洗練されたテンくんが見られると思うと楽しみです。
WFS No.79には日光で撮影された素敵な写真も掲載されていますので、ぜひ読んでみてください。
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ところで、テンくんとリショー氏が昔からの知り合いという部分を読んで、ちょっと気になったのでVKを探ってみたら、リショー氏と思われる青年と少年テンくんの写真を発見!!!
これを探し出した自分すごい!(自画自賛)
(Denis Ten OFFICIALのVKより)
https://vk.com/photo-68645668_325177678
インタビュー記事(Golden Skate2017.8.28)
デニス・テンくんのロングインタビューが「Golden Skate」に掲載されています。
ざっくり要点だけまとめると、
《トレーニングの状況》
世界選手権の2週間後から、コンディションと慢性的な怪我の改善のためのトレーニングを開始。ロシア、イタリア、カナダ、アメリカ、と各地でトレーニング。日本・韓国のショーのあとは再びロサンゼルスでトレーニングの予定。
《平昌オリンピックへの思い入れ》
韓国で行われるオリンピックは自分にとって特別なものになるだろう。初めての国際大会でのメダルはスケートではなく釜山で行われた合唱コンクールでの銀メダル。(スケートでは、2008年高陽でのJGPファイナル出場、2015年ソウルでの四大陸選手権で優勝など韓国に縁がある。)オリンピックでは、優れたスケートを見せ、遺産を残すことを願っている。
《今シーズンのプログラム》
振付はブノワ・リショーとデヴィッド・ウィルソン。フリープログラムの音楽はカザフのアーティストの作品。
《スケート以外の活動》
カザフ・ブリティッシュ・テクニカル大学でMBA取得を目指して勉強中。経営学の基礎科目は履修済み。専門科目とインターンシップはまだこれから。空き時間には写真、執筆、プロジェクト企画、音楽、アニメーションなどの創造的な趣味を楽しんでいる。カザフのアーティストと企画し自作の歌で参加したアニメ作品をLINEで配信予定。また、映画にも2本にも出演予定。1つはオリンピック・チャンネルのショートフィルムで、もう1つは独自の作品。
《スケーターとしての進退について》
いつまでスケートを続けるかはわからない。平昌後、私はスポーツ界に残る可能性が高いが、(最終的に引退を決める)「Xデー」が来るということは否定できない。
以上、なかなか興味深い内容が盛りだくさんです。
日光PIWの前にキャロルコーチたちと撮影した写真を見かけましたが、やはりロサンゼルスで練習してるんですね。
LINEで配信予定のアニメ動画(!)に驚きましたが、すでにLINEで「d10world」ブランドのスタンプも販売されているようです。
映画(?)2本のうち、オリンピック・チャンネルのは既YouTubeで一部配信されていたものの続編でしょうか?もう1本は昨年くらいから撮影班がついているドキュメンタリーのことでしょうか?昨年のATSの時にも、アジア大会の公式練習の時にも、テンくんだけを撮影する海外メディアがいて気になってました。
それにしても、テンくんも進退についてインタビューされる年齢になったんですね。シニアに上がるのが早かったので21歳の頃からベテラン扱いされてますが、まだ24歳。平昌後もしばらくは現役続行だろうと予想していたので、続行可能性を匂わせる発言にちょっと期待。
怪我が心配ですが、今シーズンもテンくんのスケートが楽しみです。
プリンスアイスワールド in 日光行ってきました②
翌日8月6日。
アリーナへ向かうタクシーの中、運転手さんからPIWについて聞かれたのをきっかけにスケート話で盛り上がる中、思いがけない話を聞くことになりました。
自分「今回のショーには好きな海外の選手が出ていて…。」
運転手「どこの国の選手?」
自分「カザフスタン。」
運転手「ああ、カザフスタンの子か!会場まで乗せていったよ。あと(村上)佳菜子ちゃんも。」
なんと、少し前にテンくんが乗ったタクシーでした😲!!!
さて、会場に到着。
2日目のテンくんはオープニングとフィナーレの群舞にもだいぶ慣れた様子。
午後公演ではオープニングでいきなりふわっと高い3Aを決め、観客から驚きの声があがっていました。
1日目午後→2日目午前→午後と徐々に調子を上げてきてたテンくんでしたが、2日目午後のテンくんのプログラムの演技は、これまで自分が現地で見た中で一番良い内容でした。
単にノーミスというレベルではなく、もっと高い次元の素晴らしい演技でした。スケーティングも身体の使い方も全てが音楽に調和していて、それはそれは美しく優雅な世界でした。
もともと多少調子が悪くても魅せる演技ができるスケーターですが、すべてが噛み合った時のデニス・テンの演技は圧巻!本当にすごいものを見ました。
ってことで、ここでお写真一気に大放出!
【5日午後公演】
村上佳菜子さんと一緒に歌っているテンくん。
【6日午前公演】
やんごとないオーラ全開。
斜め後ろ姿もやんごとない。
たくさんの花に囲まれるテンくん。
エクボがかわいい…。
ファンの方と握手するテンくん。
【6日午後公演】
ピントが全く合っていませんが、後ろ姿も高貴なテンくん。
ファンの方とお話し中のテンくん。
2日目午後のふれあいは、帰りの都合かやや急ぎ足だったので、危うく通り過ぎてしまいそうになるところを「デニスー」と呼んだら戻ってきてくれました。ついでに、プレゼントを渡しつつ握手もしていただきました。
それにしても、ふれあいでのテンくんは、常に上品で穏やか、でも隙がない。
まさに「殿下」でした。
出演者のみなさま、関係者のみなさま、楽しいショーをありがとうございました。
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が、その後の韓国のショーの練習中に怪我をしたとのこと。
早く良くなってまた試合やショーで素敵な演技が見られますように。
プリンスアイスワールド in 日光行ってきました①
8月5日と6日、「プリンスアイスワールド in 日光」を見るために日光霧降アイスアリーナへ行ってきました。
日光へ行くのも初めて、プリンスアイスワールド(以下、PIW)を見るのも初めてなので、「現地までたどり着けるのか?」「ふれあいってどんな感じなのか?」「そもそもテンくんは本当に出演するのか?」と、色んな不安を抱えながら向かいましたが、何とか午後からの公演に間に合う時間に現地に到着。
会場の受付付近には出演者へのスタンド花が飾られていて、その中にはテンくんへファンの方々からの花も。
受付では下野新聞の特別号が配られていました。
「デニス・テン」も載ってます。
いよいよ開演。
オープニングではPIWスケーターに続いてゲスト・レギュラースケーターが順番に登場。
テンくんは村上佳菜子さんのあとに白いシャツで爽やかに登場。キレの良い動きで観客を沸かせていました。
が、群舞の練習時間があまりなかったのか、振付をよく覚えていない様子のテンくん。近くのスケーターをチラ見しながらもタイミングを間違えたりしてました。それでも、堂々とポーズを決めるあたりがテンくんらしい。
今回のPIWのテーマは「4 SEASONS」。前半は春~夏、後半は秋~冬がテーマの馴染みのある曲を使用したプログラム。
ゲスト・レギュラースケーターは、前半に友野一希選手、本田太一選手、本田真凜選手、本田武史さん。後半に、荒川静香さん、村上佳菜子さん、安藤美姫さん、町田樹さん。
テンくんは後半に登場。
最近のテンくんは、怪我もあってEXプロではジャンプは控えめなので、今回もジャンプはあまり入れてこないだろうと油断していたら、いきなり目の前で華麗な3A!
いつか、テンくんの完璧な3Aを目の前で見てみたいと思っていましたが、まさかここで見られるとは!しかも高さが半端じゃない…ビックリ。
プログラムの曲は「Tu Sei」。
ジョシュ・グローバン3部作(「ニュー・シネマ・パラダイス」、「Per Te」、「Mi Mancherai」)の路線で、「大人になったデニス・テンによる『NEW・ニュー・シネマ・パラダイス』」という印象を受けました。
抜けたジャンプもありましたが、スケーティングやスピンの技術の高さ、ひとつひとつの動作が丁寧で洗練されていて「さすがデニス・テン」という演技でした。
フィナーレで、再び全員登場。「春よ、来い」に合わせてお辞儀をするところなど、また周りのスケーターをチラ見しているテンくん。まぁ日本人ならみんな知ってる曲ですけど、テンくんは多分初めて聴く曲だから…(と、強引に擁護してみた)。
さて、いよいよ「ふれあいタイム」。
気づいたら通り過ぎていたスケーターさんもいるので、テンくんが通り過ぎてしまわないか緊張…。
テンくんがやって来ました。
が、予想外の大人気。プレゼントを渡したり写真を撮る人たちが群がっていて、2列目からはなかなか近づけず。女性スケーター目当てだと勝手に思っていた前列の男性客も、テンくんの写真をたくさん撮っていました。
前列の人の隙間から、やっと撮れた写真がこちら↓(スタッフさん、変なメガネで加工してスミマセン。)
そして、前列の人たちの隙間から何とか手を伸ばし、「さんきゅーふぉーかみんぐ」と怪しげな英語で話しかけつつプレゼントを渡すことができました。
さらに、すぐ前で写真撮影用にポーズしてくれました。
が、その時撮った写真がこちら↓…緊張して手が滑った…😨
もう1枚。横向いちゃった…。
行っちゃった…。
つづく。
(もしかして・・・削除された写真の謎)
昨日お知らせしましたが、テンくんが8月にプリンスアイスワールド(PIW)へ出演することが発表されました。
突然の朗報に、急遽チケットの手配やスケジュールの変更、交通手段や宿泊先の確保などに奔走された方もいらっしゃるでしょう。(自分もです。)
それにしても、今回のPIWへの出演は事前にそれらしき情報も流れておらず、完全にノーマークでした…。
が、もしかして、テンくんは事前にヒントを与えてくれていたのかもしれません。
それがこの写真です。↓
オリンピックデー(6月23日)の頃にインスタグラムへ投稿された写真です。
テンくんにしては珍しい暖色系コーディネートが目を引きます。
それとともに気になるのが撮影場所。スーパーマーケットの一画のようですが、よく見ると味噌と納豆のコーナーということがわかります。さらに左端には練り物系も見えます。どうやら日本の食材のコーナーのようです。
「なぜこの場所で??」と疑問に思いましたが、写真には特に説明文も付されておらず、フォロワーからの質問に対するコメントもなし。
そして、投稿から1か月近く経った7月18日になぜかこの写真は削除されてしまいました。
テンくんは投稿した写真や動画を時々削除してしまうことがありますが、大抵は投稿した直後です。
「なぜこの場所で撮影?」そして「なぜ削除した?」と謎だらけの投稿だったのですが、これって、もしかして、今回の来日のヒントだったのでしょうか???
投稿を削除した翌日19日に韓国のショー出演情報、さらに21日にPIW出演情報というタイミングから、ふと思いついたのでした。よくわかりませんけどね。
【NEWS】アイスショー出演情報(PIW日光、韓国)
今年は韓国のATSアイスショーが中止になったため、今オフ中のテンくんのアイスショー出演はなしか…と思っていたところ、突然のショー出演のお知らせが来ました。
まず、韓国の京畿道で開かれる「平昌オリンピック成功祈願アイスショー」。
日時:8月12日 17時~
出演予定のスケーター:チェ・ダビン、キム・ナヒョン、キム・ジンソ、イ・ジュンヒョン、イム・ウンスなど韓国の選手。特別招待枠でデニス・テン。
チケットは7月24日12時よりインターパークで販売。チケット料金自体は無料ですが保証金として事前に1000円支払い、あとで返金されるそうです。
詳細はこちら↓www.edaily.co.kr
韓国ショーの情報につづき、日本のアイスショーへの出演情報が発表されました!
「プリンスアイスワールド2017 in NIKKO」。
【日程】 2017年8月5日(土)・6日(日)
【時間】 各日 1回目11:00A.M.~1:00P.M. / 2回目3:30P.M.~5:30P.M.
※開場は開演時間の1時間前。
【会場】 栃木県立日光霧降アイスアリーナ(栃木県日光市所野2854)
【出演(予定)】 荒川静香、本田武史、安藤美姫、村上佳菜子、町田樹、 本田真凜、本田太一、デニス・テン、友野一希、プリンスアイスワールドチーム
詳細はこちら↓
チケットの申し込み先もこちらのサイトで紹介されています。
テンくんのPIW出演は2013年の名古屋以来2度目になります。
PIWといえば「ふれあいタイム」。終演後、アリーナ席の観客は、リンクを周回するスケーターに話しかけたり、直接花やプレゼントを渡したり、写真を撮影したりする機会があります。
最前列のEX1席のチケットは売り切れていますが、それ以外はまだ手に入るようです。
日本でテンくんに会える貴重な機会ですので、ぜひお見逃しなく!
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【追記】
7月24日0時現在 PIW日光のチケット情報
チケットぴあ:EX2も×、それ以外は〇
楽天チケット、イープラス:EX2は8/5午前×、8/5午後〇、8/6午前△、8/6午後×
それ以外も×のものが出てきています
良い席をお探しの方はお早めに。
ユニバーシアード観戦記 その3 「男子ショートプログラム(1)」
いよいよ男子ショートプログラム。
超満席の会場は試合開始前から盛り上がっていて、ファンファーレが鳴ると「待ってました」とばかりの大きな拍手。ジャッジ紹介時にも1人1人に大きな拍手と歓声。ジャッジの方々もこんなに盛大に迎えられるのはおそらく初めてのことだったでしょう。
さて、第1グループの6分間練習開始。選手の名前が読み上げられるたびに大きな拍手と歓声で盛り上がる観客。特に地元出身のアブザル・ラキムガリエフ選手にはひと際大きな歓声でした。
【6分間練習中のアブザル・ラキムガリエフ選手】
第1滑走はイワン・パブロフ選手。こんな大声援で迎えられたのはおそらく初めてで緊張したでしょう。ジャンプ抜けはあったものの良演技でした。
続いてアンドレイ・ラズキン選手。2人目にしてノーミスの素晴らしい演技。いきなり表彰台候補となる84.74という高得点を叩き出し、会場は大いに沸きました。
そんな中、アブザル選手登場!!
アブザル選手は近年怪我の影響で試合にもなかなか出られなかったそうですが、地元開催の大会に向けてコーチも変更し猛練習を重ねてきたとか。
地元での大声援の中、プレッシャーは相当なものだったでしょうが、動揺することなく落ち着いた演技で自己ベストを更新(ただし参考記録)。
3人目にして会場はすでにクライマックスのような盛り上がり🎉
第1グループの最終滑走は日野龍樹選手。日野選手も良演技で自己ベストを更新。
日野選手は地元の女性観客に大人気で、モニターに顔がアップで映された瞬間に「カッコイイ…」的なざわめき(多分)が起こってました。
【賑やかな会場にちょっと戸惑い気味の日野選手】
www.youtube.com-------------------------------------------------------------------
ところで、今回ユニバーシアードを見に行ったのは、地元の大歓声を受けるテンくんの雄姿を見届けたい、という思いからですが、ほかにも理由がありました。
- なかなか日本でお目にかかる機会のないアブザル選手の演技を生で見たい。
- 一昨年から密かに応援しているカザフ女子アイザ・マンベコワ選手を生で見たい。
- ついでに日本でお目にかかる機会はほぼなさそうなカザフ男子3番手アルトゥール・パニヒン選手も見たい。
要は、カザフスタンでカザフスタン選手の活躍が見たい、ということなのですが、試合が始まって30分も経たないうちに、このうちの1.が実現。しかも大きなミスのない演技で大歓声を受けるアブザル選手を見ることができたので、カザフへ来て良かったな、と思いました。
(つづく)
J SPORTS フィギュアスケート選手権アーカイブ 「2013年世界選手権 男子シングル 」放送予定!
(記憶をたどりながらの)ユニバーシアード観戦記の途中ですが、デニス・テ
ンくんが放送されると思われる番組のお知らせです。
<2017リクエストで決定!ISUフィギュアスケート選手権アーカイブ>
【2013年 世界選手権 男子シングル】 解説:樋口豊 実況:小林千鶴
J SPORTS 4 7月22日 11:00~13:00
http://www.jsports.co.jp/program_guide/64836.html
2013年世界選手権といえば、テンくんがショート2位、フリー1位、総合2位で初めてISU主催の選手権でメダルを獲得した大会です。
昨年から行われているこのリクエスト特集、今年のリクエストNo.1はこの2013年世界選手権でした。(ちなみに、自分もこの大会をリクエストしました。)
海外選手(しかもマイナー国)ということで放送カットされがちなテンくんですが、さすがに今回は放送されるでしょう。
オフシーズン中で情報に飢えている皆さま、19歳(当時)のテンくんの名演技でテンくん不足を解消しましょう!